フェンスから蜂の巣箱に落ちた強盗未遂犯、8万匹から猛攻撃(英)

3月12日(火)13時0分 Techinsight

強盗犯により蜂の巣箱が無残な状態に(画像は『Metro 2019年3月7日付「Burglar covered in stings after landing on hive filled with 80,000 bees」(Picture: Bermondsey Street Bees)』のスクリーンショット)

写真を拡大

「働き蜂」という言葉のたとえがあるが、巣作りに励んだり花粉採集に飛び回ったりとミツバチは常に多忙だ。しかし現在、生息地の減少や殺虫剤、過労による病気、ダニの寄生などミツバチは危機に直面している。養蜂家や専門家らはミツバチの生態を守ろうと日々努力と研究を重ねているが、このほど英ロンドンでミツバチが入った巣箱が壊されるという出来事が起こった。『Metro』などが伝えている。

2月24日の夜、ロンドン南部バーモンジーにあるポッターズ・フィールズ・パークの敷地内に何者かが侵入し、強盗を働こうとした。

強盗犯は、高さ約240cmのフェンスが張り巡らされている公園内へ建物用コンテナを使ってよじ登り、真下にあった箱にジャンプして着地を試みようとしたようだ。しかしそれはミツバチの巣箱で、1つの箱には2万匹ほどの蜂が入っていた。

それとは知らずにフェンスから飛び降りた強盗犯は、箱を潰した。激しい衝撃を受けたミツバチは怒りに狂ったのだろう。強盗未遂犯は4つの巣箱から出てきたおよそ8万匹のハチに猛攻撃されたとみられている。この事態を知った養蜂家デール・ギブソンさん(61歳)は、次のように話した。

「2月25日、市民が囲いのある観察用窓からひっくり返った蜂の巣箱を発見したのです。前夜に何者かが、公園内に侵入しようとしたのでしょう。園内には高価な園芸用の機械などが保管されていますから、恐らくそれを売ろうと狙ったのではとみています。ミツバチの箱は押し潰されていたり、箱の屋根部分が外れていたものもありました。蜂はかなり怒ったことでしょう。」

「ここはロンドン市内の公共の公園ということもあって、私たちは飼育している蜂をできるだけ穏やかな性格に育てています。ですが、何者かが住処を荒そうとしているのならば、蜂はそれなりの制裁を加えるはずです。普通、ミツバチは脅威を感じた時のみ攻撃する性格をもっていますが、巣箱を壊したり蜂に脅威を与えた強盗未遂犯は、無傷であの状況から逃れるのは不可能で、何度も刺されたに違いありません。1つの巣を守るために、蜂は全員で行動を起こし、人間を刺すとなれば個々の蜂が犠牲になります。ミツバチは冬の間も蜂蜜を作るので、そんな時に妨害されれば怒るのも当然です。幸いにもミツバチには適応能力がありますが、雨が降ったり凍結するほどの寒さにこうした事態が起こっていたなら、もっと深刻な問題になっていたことでしょう。」

危機に瀕しているミツバチを必死で保護するデールさんにとって、この出来事は非常に痛々しいことだろう。しかし、デールさんら養蜂家チームは「既に蜂からの天罰が下っているだろうから」とこの強盗未遂犯を警察へは通報していない。

画像は『Metro 2019年3月7日付「Burglar covered in stings after landing on hive filled with 80,000 bees」(Picture: Bermondsey Street Bees)』のスクリーンショット

Techinsight

「強盗」をもっと詳しく

「強盗」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ