「WHOは中国保健機関」「あまりにも新型コロナ過小評価」事務局長の辞任望む声広がる

3月27日(金)17時43分 読売新聞

 【ジュネーブ=杉野謙太郎】新型コロナウイルス対策が後手に回っているなどとして、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長の辞任を求める声がインターネット上で広がっている。1月末に署名を募り始めた米国発サイトの賛同者は、26日時点で54万人を超えた。

 テドロス氏は1月末、その約1週間前に見送っていた「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。今月11日のパンデミック(世界的な大流行)表明についても、数日前までは「制御不能と認めたわけではない」と消極的だった。

 当初は「国際的な移動や貿易を不必要に阻害する対策は取るべきではない」と語っていたが、今はロックダウン(都市封鎖)などについて「それだけでは流行を終わらせることはできない」として、より積極的な措置を各国に求めている。

 感染は日を追うごとに拡大し、多くの国が渡航制限などに踏み切っているのが現状だ。サイトの発起人は「あまりにも新型コロナウイルス(の脅威)を過小評価していた」と見通しの甘さを批判している。

 テドロス氏が緊急事態宣言をいったん見送ったのは、中国政府に配慮したためだとの見方が出ている。日本の麻生財務相は26日の参院財政金融委員会で、WHOについて「『チャイニーズ・ヘルス・オーガニゼーション』(中国保健機関)に直せっていうのが、わんわん出た」と発言した。

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