「垂直マラソン」が熱い! 中国の都市部で大人気の理由とは?=中国メディア

4月2日(火)13時12分 サーチナ

最近、中国では従来のマラソンとは異なる「垂直マラソン」が流行しているらしい。日本では一般に階段垂直マラソン、あるいはスカイマラソン、バーティカルランニング等と呼ばれるこのスタイルが、中国で人気を集めている理由は何だろうか?(イメージ写真提供:123RF)

写真を拡大

 マラソンと聞いてまず思い浮かべるのは、沿道の声援を受けて走るランナーの姿だろう。3月3日に開催された東京マラソンは、過去最多の約3万8千人が参加する大盛況となるなど、日本では市民から広く愛されるスポーツとなっている。

 そんな中、最近、中国では従来のマラソンとは異なる「垂直マラソン」が流行しているらしい。日本では一般に階段垂直マラソン、あるいはスカイマラソン、バーティカルランニング等と呼ばれるこのスタイルが、中国で人気を集めている理由は何だろうか?

 中国メディアの中国新聞網は3月31日、貴陽国際垂直マラソン大会について報じる記事を掲載した。30日に開催された同大会は今回で第3回目。貴陽市の外資系ホテルを会場として、500名近い参加者が高さ298メートル・55階建ての「空のサーキット」を走ったとされる。

 記事によると、垂直マラソンは1978年に米・ニューヨークのエンパイアステートビルで行われたのが始まり。2013年に国際垂直マラソン大会が中国で開かれてから、雨後のタケノコのように各地でイベントが開かれるようになり、2017年には中国の垂直マラソン大会は130会場に達した。今年に入って、瀋陽、西安、青島などの都市でも相次いで開催されたという。

 記事は、従来のマラソンを7年経験してから貴陽国際垂直マラソン大会に参加し、わずか十数分間で1308段を登り切った50歳代のランナーの声として、「垂直マラソンは平地で行われるマラソンに比べて刺激的」という意見を紹介。また、今回の大会で設けられた「家族部門」では、両親が幼い子どもを連れてゆっくりと階段を登る姿が見られたとして、単なる競技にとどまらない垂直マラソンの魅力を伝えた。

 垂直マラソンは天気の影響を受けず、大がかりな交通規制も必要ない。空気汚染や交通の混乱が問題視される中国の都市部では、従来のマラソン大会に比べてはるかに開催しやすいスポーツといえるだろう。それに加え、漢詩の「更に上る一層の楼」の句が示すように、より高い場所へ登るという行為には、もしかすると中国の市民にとっては平地を走る以上の充実感があるのかもしれない。(編集担当:伊藤由記)(イメージ写真提供:123RF)

サーチナ

「中国」をもっと詳しく

「中国」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ