ユナイテッド航空、オーバーブッキングでアジア人乗客を引きずり降ろす CEOが謝罪

2017年4月11日(火)11時1分 BIGLOBEニュース編集部

画像はJayse D. AnspachさんのTwitter

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米大手航空会社・ユナイテッド航空のシカゴ発ルイビル行3411便で9日、座席のオーバーブッキングが発生。シカゴのオヘア国際空港で、搭乗振替となった乗客が引きずり降ろされるという事態に発展した。この便に乗り合わせた複数の乗客が一部始終を撮影し、SNSに投稿したことで明らかになった。


ユナイテッド航空からの依頼を受けたシカゴ警察は、搭乗振替に同意しなかったアジア人乗客に歩み寄り乗りかかる。座っている乗客は、2人がかりで腕を掴まれ叫び声を上げるが、無理矢理席から降ろされる。そして、仰向けで腕を掴まれたまま、機内の通路を引きずられていった。かけていたメガネはずれ、腕を持って引きずられたため、服はめくれあがっていた。


この様子がSNSで拡散し、複数の米メディアが取り上げたことで、ユナイテッド航空のオスカー・ミュノツCEOは謝罪の声明を発表。ミュノツ氏は、「搭乗振替しなければならなかった乗客にお詫びします」と謝罪。関係者の聞き取りを行い当局と協力し原因究明を急いでいるとしている。また、乗客とは直接話し合い、解決を図るという。


衝撃的な映像に加え、ミュノツ氏の声明は、「apologize for having to re-accommodate」と、強引に飛行機から引きずり降ろしたことに対する謝罪がないとして世界中から批判が殺到している。


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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