日本語で騒いだ女性に批判から一転、擁護の声—中国メディア

4月12日(木)22時10分 Record China

11日、澎湃新聞は、中国高速鉄道車両内で大声を出して注意され、日本語を叫びながら抵抗した女性について、その後精神障がい者であることが発覚し、障がい者団体の関係者が「静かに見守ってあげて」と呼びかけたことを伝えた。写真は動画のキャプチャ。

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2018年4月11日、澎湃新聞は、中国高速鉄道車両内で大声を出して注意され、日本語を叫びながら抵抗した女性について、その後、精神障がい者であることが発覚し、障害者団体の関係者が「静かに見守ってあげて」と呼びかけたことを伝えた。

4月5日、武漢発大連北行きの高速鉄道G2627号の車内で、女性が大きな声を出してネットのライブ配信を行っていたため、別の乗客からクレームが出た。警察官が制止しようとすると、女性は日本語で叫び始めて抵抗し、暴れた。一部始終を撮影した動画がネット上で拡散し、女性への非難が殺到した。

そして、その数日後に一部メディアが、女性は精神障がい者であることが判明したと報じ、再び注目を集めた。女性が住む遼寧省瓦房店市障がい者連合会の幹部は「女性は以前、日本で働いていたが、その後、重大な事件による刺激で精神に失調をきたし、うつ病を患った。2010年に地元の病院で入院治療を行い、15年には障がい者手帳が交付された」と明かし、今回の件がネット上で拡散したことで当事者や家族の日常生活が大きく妨げられていると指摘。「喫緊の問題は、速やかに今回の件を沈静化させて、当事者に2次的、3次的な刺激やダメージを与えないようにすることだ」と語った。

また、大連市精神障がい者組織の代表者は「精神障がい者たちを盲目的に縛り付けるのは間違っている。皆さんには障がい者たちに一層の寛容さ、理解、配慮をぜひ持っていただくようお願いしたい」とコメントしている。

これを受け、中国のネットユーザーからは「私たちは寛容な心を持って病気を抱える女性に接するべきだ」「もし私たちが事故を持つことができない病気の人に優しくできないのであれば、それは私たちのほうが病気にかかっているのだ」「誰も好き好んで病気になるわけじゃない。症状だって自分でコントロールできないこともある。精神病についてよく知り、寛容になることが文明の体現ではないか」といったコメントが寄せられた。

一方で、「精神病でもライブ配信ができるの?」と疑念を抱く声や、「そんなに重い病気ならだれか付き添わないといけないのでは?」「寛容になるのは間違っていないが、街中では誰がそのような病気なのか、見た目では判断ができない」といった意見も少なくなかった。(翻訳・編集/川尻)

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