日本こそ手本だ! 中国の交通問題は日本を参考にすれば解決する=中国メディア

4月15日(日)9時12分 サーチナ

急速な経済発展で、渋滞や環境汚染が深刻化している中国では、交通渋滞の緩和は急務である。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界的にみても人口密度が高い東京だが、その割には交通渋滞が少ない。訪日中国人からは、渋滞も違法駐車も見られないことがたびたび称賛されている。では、なぜ日本では自動車の交通が秩序正しく保たれているのだろうか。中国メディアの今日頭条は11日、中国の交通問題の解決において日本とシンガポールは良い手本であるとする記事を掲載した。

 まず、記事が挙げたのは「税による規制」だ。日本では、自動車を購入すると多くの税金がかかると紹介。消費税、自動車取得税、自動車重量税など多くの税金がかかるようになっていると伝えた。また、税金ではないが駐車場代が高く、違法駐車の罰金も高額だと付け加えた。シンガポールも同様に多くの税があり、自動車の所有権が必要で10年ごとに更新する必要があり、こうした税の存在が自動車が増えすぎることを抑制していると指摘した。

 2つ目は「都市計画」だ。「迷路のように狭い道」の多い東京では渋滞しやすい道があれば近くに幹線道路を作れないかが検討されるが、同時に地下の有効利用や安全性も併せて考慮する注意深さも見られると称賛した。さらに、工事に際しては人びとの生活に影響が少ない夜間に行うことが多いとも紹介した。同じような問題を持つシンガポールでは、都市間の移動には主に地下鉄を、市内の移動にはバスが利用されるように計画し、各都市の施設を充実させて移動を減らす工夫もしていると紹介した。

 3つ目は「違法駐車への厳しい取り締まり」だ。東京では駐車監視員が巡回しており、違法駐車の取り締まりをしている。記事は、東京での取り締まりは以前よりも厳しくなっており、30分以内という短時間であっても、放置車両確認標章が取り付けられた場合には違反金を支払わなければならない、と中国では考えられない厳しさであることを伝えた。その結果、違反駐車が劇的に減少し、渋滞は解消され、駐車場の利用率も向上したとその効果を指摘した。ちなみに、シンガポールではより厳しく、3度目の違法駐車で拘留されるほどだという。

 急速な経済発展で、渋滞や環境汚染が深刻化している中国では、交通渋滞の緩和は急務である。記事は主に大都市の代表として東京の例を参考にしているが、東京も以前は渋滞がひどかったことを考えると、中国の都市部でも改善の余地は大いにあると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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