中国・マレーシア、1〜3月期越境人民元決済が前年比27%増

2025年4月17日(木)10時50分 Record China

2024年の中国とマレーシアの越境取引の人民元決済総額は前年比29%増の3000億元でした。写真はマレーシア。

中国人民銀行(中央銀)は16日、2024年の中国本土とマレーシアの越境取引の人民元決済総額が前年比29%増で3000億元(約5兆8600億円)を超え、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で第2位だったことを明らかにしました。うち物品貿易の人民元決済額は前年比16%増で1000億元(約1兆9500億円)を超え、中国とマレーシアの物品貿易での人民元および外貨建ての越境取引総額に占める割合は24%に達しました。また、今年第1四半期(1〜3月期)の中国とマレーシアの越境取引の人民元決済額は前年同期比27%増の1020億元(約1兆9900億円)に達しました。



マレーシアと中国は緊密な貿易関係を構築しており、中国はこれまで16年連続でマレーシアにとって最大の貿易相手でした。中国人民銀行は両国の越境貿易および投資の需要に対応して、両国の金融分野における実務協力を絶えず推し進め、マレーシア国立銀行(中央銀)と共に二国間の自国通貨決済に良好な政策環境を作り、二国間貿易および投資における自国通貨の利用を促進してきました。中国人民銀行とマレーシア国立銀行の緊密な協力と施策支援もあり、中国とマレーシアの二国間自国通貨決済業務は急速に発展しています。



中国人民銀行は、今後も引き続き越境取引における人民元利用に関する施策を改善し、両国の企業などの経営主体が人民元を使って越境取引を行うための、より便利でやさしい環境を提供していくと表明しました。(提供/CRI)

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