広州交易会、サービスロボット特別エリアを初開設―中国
2025年4月18日(金)13時30分 Record China
広州交易会でサービスロボット特別エリアが初めて開設されました。
広東省広州市内で15日に開幕した第137回中国輸出入商品交易会(広州交易会)は、最終日の5月5日まで3期に分けて会場での展示会を行います。
広州交易会D区の21.2号館は、展示館の中でも絶大な人気があります。この展示館は広州交易会で初めて開設されたサービス用ロボットエリアで、ヒューマノイドやロボット犬など中国の人工知能(AI)の発展の最新成果が集中的に展示されています。広州交易会で人気の最も高い場所になった理由は科学技術感と未来感に満ちていることです。
遠隔操作ロボットシステムの展示場所では、空間内でのあらゆる方向の平行移動と回転移動が可能な自由度6のモーションキャプチャーグローブを着用すれば、手の動作をロボットアームの関節に伝えることができ、0.5メートル離れていても、手の動作とロボットの関節はほぼ同期します。遠隔操作技術の応用の将来性は高く、ロボットの頭脳であるAIのビッグデータモデルの訓練や、危険性が高い環境での作業などへの応用に広く利用できます。
21.2号館の多くの展示場所では、海外からのバイヤーが中国の新製品や新技術に感嘆の声を上げています。現場での発注も多く、新製品を一刻も早く自国に持ち帰りたいとの意向も相次ぎました。取材したある企業では、購入意向書をすでに250万件交わしたとのことでした。
サービスロボットエリアの展示面積は4200平方メートルで、関連するロボット企業46社が出展し、ヒューマノイド、ロボット犬、商用サービスロボットなどの製品シリーズを披露し、中国のサービスロボット業界の最新の発展成果と川上川下産業チェーンの状況を集中的に展示しています。(提供/CRI)