金正恩氏にキューバのカストロ氏が祝電…韓国との国交樹立は黙認?

2024年4月21日(日)16時49分 デイリーNKジャパン

北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)に、故金日成主席の生誕112周年に際して、キューバ共和国のラウル・カストロ氏から祝電が寄せられた。朝鮮中央通信が19日、報じた。


キューバは2024年2月14日、韓国と国交を樹立した。北朝鮮と伝統的に友好関係を築いてきたキューバが北朝鮮と韓国を国家として認めた形だ。北朝鮮側の反応に注目されていたが、表向きはキューバの南北等距離外交を黙認したようだ。


カストロ氏は祝電で、「わが両国の人民と両党、両国家間の友好関係は社会主義社会建設と民族の自主権守護、米帝国主義者の侵略に反対する闘争に基づいている」としながら、「この機会に、両国人民の福利のために歴史的な二国間関係を強化し、相互の連帯と支持、協力関係を引き続き発展させていくという確固たる意志をいま一度確言する」と述べた。


デイリーNKジャパン

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