パンダなど絶滅危惧種保護、国際協力継続の意向を表明―中国外交部
2025年4月25日(金)9時50分 Record China
中国外交部の郭嘉昆報道官はパンダをはじめとする絶滅危惧種の保護に関する交流と協力を継続していく意向を表明しました。写真はオーストラリアに貸与されたパンダのホーフォン。
中国外交部の郭嘉昆報道官は24日の定例記者会見で、国際社会のパートナーと共にジャイアントパンダをはじめとする絶滅危惧種の保護に関する交流と協力を継続していく意向を表明しました。
報道によると、ジャイアントパンダの「ホーフォン(荷風)」と「ランユン(蘭韻)」はこのほど、オーストリアのシェーンブルン動物園に無事到着し、中国とオーストリアのパンダ共同研究プロジェクトが再開されました。この取り組みは、2025年に始動した初の国際的なパンダ保護協力プロジェクです。
郭報道官は同件について、「ジャイアントパンダは中国の『国宝』であると同時に、世界の人々の友好の使者であり、懸け橋でもある。パンダ保護は中国と外国の民間の友好増進に重要な役割を果たしてきた」と強調しました。
郭報道官はさらに、「中国は国際社会のパートナーと連携し、パンダなどの絶滅危惧種保護における協力と交流を続け、世界の生態環境保護にさらに大きく貢献することを望む」と述べました。(提供/CRI)