完全に「技術強国」の日本、なぜ航空機産業では欧米に負けているのか=中国

5月7日(金)13時12分 サーチナ

製造業で世界トップレベルの水準を誇り、自動車などでは世界的に大きなシェアを獲得している日本だが、「航空機」産業においては米国や欧州の企業に大きく差をつけられているのが現状だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 製造業で世界トップレベルの水準を誇り、自動車などでは世界的に大きなシェアを獲得している日本だが、「航空機」産業においては米国や欧州の企業に大きく差をつけられているのが現状だ。中国メディアの網易は3日、日本の航空機産業が世界で存在感を示すことができていないのはなぜかと問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、日本がいかに技術強国かを紹介した。自動車やハイエンド工作機械、産業用ロボットなどでは「米独と同じく世界一流」だと称賛している。ではなぜ「製造業におけるピラミッドの頂点」の1つとも言える航空機や航空エンジンでは欧米に水をあけられているのだろうか。

 航空エンジンをはじめとする航空機を作るには「一流の技術」が必要だが、必要なのはそれだけではない。記事はほかにも「一流の材料」と「一流の設計」、「無数の試験」、「豊富な資金」、それに「研究開発の時間」が必要で、このうち1つでも欠ければ作ることはできないとした。現在この条件を全てクリアして航空エンジンや機体を作れる国は、米英仏ロの4カ国で、「中国も作れるが質はまだ劣る」そうだ。

 日本の場合は敗戦後、航空機の研究開発そのものが禁じられたことで、技術や設計に空白の期間が生じたのが難点だという。とはいえ、炭素繊維をはじめとする航空機にも使われる素材や材料では世界トップレベルで、世界3大航空エンジン企業の航空機にも日本の技術が使われているとした。日本の航空機産業は、陰ながら世界の航空機産業を支えていると言えるだろう。

 中国はなにかと「国産」にこだわり、記事のように世界で何番目かを競う傾向が強いようだ。そのため、高い技術力を持ちながら国産化に躍起にならない日本人を理解できないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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