19カ国の今年第1四半期経済成長率ランキング、中国は先頭集団、韓国は最下位―中国メディア
2025年5月12日(月)19時0分 Record China
中国メディアの環球時報は12日、「19カ国の今年第1四半期(1〜3月)の経済成長率ランキングで中国は先頭集団、韓国は最下位」とする記事を掲載した。写真はソウル。
中国メディアの環球時報は12日、「19カ国の今年第1四半期(1〜3月)の経済成長率ランキングで中国は先頭集団、韓国は最下位」とする記事を掲載した。
記事は、韓国メディアの報道を引用し、韓国の今年第1四半期の実質国内総生産(GDP)成長率(前四半期比)はマイナス0.246%で、これまで第1四半期の経済成長率を発表した19カ国の中で最も低かったことが、韓国銀行の11日付発表で分かったと伝えた。
それによると、アイルランド、中国、インドネシアが先頭集団を走り、ハンガリーはマイナス0.152%、米国はマイナス0.069%だったが、下落幅は共に韓国より小さかった。日本と英国はまだ公表していないが、米ブルームバーグの見通しによると、日本はマイナス0.1%、英国は0.6%。
記事は「国内の政治的混乱、消費の低迷、そして外部の不確実性が相まって韓国経済を低迷させている」と伝えた。
また、韓国メディアによると、外国の主要な投資銀行8行が示した韓国の今年の経済成長率見通しは4月末基準で平均0.8%と3月末の平均1.4%から1カ月で0.6ポイント下方修正されたこと、あるエコノミストが韓国が第2四半期もマイナス成長を続ければ「テクニカルリセッション」に陥る可能性があると警告していることなども紹介した。(翻訳・編集/柳川)