日本人、中国人、韓国人が心を通い合わせ、共同発展の道を探った「伝統食品」とは?=中国メディア 

5月18日(金)11時12分 サーチナ

日本、中国、韓国に共通する調味料、「味噌」。その健康効果をはじめ、美味しい調理法について3国で共同で取り組もうという機運がでてきたようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本、中国、韓国の東アジア3カ国の間では、伝統文化に関する競争や論争がしばしば繰り広げられる。伝統文化を帯びた食品に関する論争も後を絶たないが、同時に3カ国共通の調味料で互いの交流を深めようという動きもある。中国メディア・新華網は16日、日中韓の「みそ」にかんするフォーラムが河北省保定市で行われたことを伝えた。

 記事は、「日本人はみそを愛している。韓国人も愛している。そして中国人だって味噌が好きだ。飲食は文化の懸け橋の1つなのである」としたうえで、先週「第1回日中韓みそ業界国際フォーラム」が、甜面醤の名産地として知られる河北省保定市で開催されたことを紹介した。

 そして、日本の農業・食品産業技術総合研究機構の専門家が、「実際、日本の味噌と中国の豆味噌の発酵原理は同じで、どちらもプロテアーゼが働いた結果だ。そして、日本の味噌づくりでは麹菌が非常に重要な役割を果たす」と語ったことを紹介しつつ、野菜を配した日本の味噌汁は、健康的な食べ物としておなじみであるとした。

 また、韓国の専門家が、「豆の発酵製品は腫瘍やガン細胞を抑制し、血圧や血中のトリグリセリドを調節する一定の効果がある。韓国のコチュジャンには良いダイエット作用もある」と説明したことを伝えている。さらに、中国では2000年あまり前の春秋時代にすでにみそ作りの技術があり、長い歴史の中でエビみそ、トウガラシみそ、甜面醤、豆板醤、大豆みそなど中国各地の食卓でおなじみのみそ調味料が数多く生まれたことを紹介した。

 記事はそのうえで、中国の発酵、調味料関係の団体、日本の研究機関や企業、韓国の大学や企業など3カ国から40あまりの組織、100人あまりの専門家がフォーラムに参加し、「われわれに共通のみそ文化遺産」をどのように伝えていくかについての討論が行われたと伝えている。

 互いに起源を主張し合うよりも、今回のフォーラムのように共通の文化として捉え、協力、共存の動きを活発化させていくほうが、各国はもちろん、東アジア地域の文化を守っていくうえで有意義と言えるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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