メキシコ市長の女性秘書と男性顧問、路上で射殺される…ヘルメット姿の人物が待ち伏せし犯行か

2025年5月21日(水)20時32分 読売新聞

女性私設秘書と男性顧問の殺害について記者会見するメキシコ市のクララ・ブルガダ市長(20日)=AP

 【ロサンゼルス=後藤香代】メキシコの首都メキシコ市で20日朝、クララ・ブルガダ市長の女性私設秘書と男性顧問が射殺される事件があり、市当局が逃走した人物の行方を追っている。

 メキシコメディアが流した防犯カメラの映像には、路上で待ち伏せしていたヘルメット姿の人物が、車を道路脇に止めた秘書と乗り込もうとしていた顧問に銃口を向ける様子が映っていた。複数犯との情報もある。

 ブルガダ氏は与党「国家再生運動(MORENA)」の有力政治家で、クラウディア・シェインバウム大統領の盟友。シェインバウム氏は20日の記者会見で「不処罰は許されない。容疑者は逮捕され、裁きを受けねばならない」と語った。

 シェインバウム政権は米国に合成麻薬フェンタニルなどを密輸する麻薬組織の摘発を強化しており、当局は政治的な動機による犯行の可能性もあるとみている。

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