悪天候理由に演習延期した韓国軍、主要各紙「北朝鮮の顔色うかがい」などと非難

5月23日(土)11時20分 Record China

悪天候を理由に大規模な陸海空軍合同演習を延期した韓国軍について、主要各紙は「演習に反発した北朝鮮の顔色をうかがっているのでは」などと非難した。写真は板門店。

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韓国軍は19日に予定していた大規模な陸海空軍合同演習を来月に延期した。表向きの理由は悪天候だが、韓国各紙は「演習に反発した北朝鮮の顔色をうかがっているのでは」と指摘。「敵にどやしつけられたら天気のせいにして訓練をしない軍隊」などと非難した。

韓国では最近、主な演習が次々と廃止・中断・縮小・延期されている。まず韓米3大合同演習のキーリゾルブ演習、フォールイーグル演習、乙支フリーダム・ガーディアン(UFG)演習がすべてなくなった。43年を経て廃止されたUFGに代わり、韓国軍単独で「乙支太極演習」を行ったが、反撃の訓練は省かれた。北朝鮮が最も恐れていた米韓合同空軍演習「マックスサンダー」も中断された。

こうした中、朝鮮日報は19日の陸海空軍合同演習を来月に延期となった事情を「北朝鮮が演習の報道に強く反発し、青瓦台(韓国大統領府)が軍の指揮部を呼んで叱責じみた会議を開いた後、『演習延期』決定が下った。韓国軍は『天気が悪いので』と説明した」と報じた。

同紙は社説で韓国軍の対応を「2017年の北朝鮮によるICBM(大陸間弾道ミサイル)挑発の際には、悪天候にもかかわらず米国の戦略爆撃機が東海(日本海)で実弾演習を行った。天気のせいにするのは言い訳ではないか」と批判。「このごろは韓国軍が大隊規模の訓練をやっただけでも、北は『南北関係を終わらせる』というような形で脅している。その一言だけで、韓国軍はありとあらゆる口実で訓練をうやむやにしようとする。敵にどやしつけられたら天気のせいにして訓練をしない軍隊、それが今の韓国の軍隊だ」とやり玉に挙げた。

東亜日報も社説で演習延期を取り上げ、「北朝鮮の顔色をうかがっているのではないかとメディアが指摘すると、国防部は今回の演習延期が気候条件を考慮した正常な判断だと強調したが、政府の北朝鮮に対する関係改善のドライブが全く影響を及ぼさなかったと言えるのかは疑問だ」と論難。「各種演習の中止で韓国軍は基本的な態勢まで弱まり、『戦う軍隊』としての機能を喪失したという声が出ている」と訴えた。

さらに「前方師団で迫撃砲の射撃演習中に砲弾が弾着地から1キロ以上離れて落ちる誤射事故が起きた。(3日に南北境界の非武装地帯で起きた)北朝鮮軍の銃撃当時、韓国軍のK-6重機関銃が故障していた事実が明らかになったのも、わずか数日前だ」と言及。「最近、各種軍紀の乱れの事故が絶えないのも、管理だけにきゅうきゅうとした韓国軍の現実のせいではないか。点検しなければならない」と促した。(編集/日向)

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