中国製の「アイスランドセーター」がアイスランドで物議—中国メディア

6月14日(金)8時10分 Record China

11日、環球時報は、アイスランド特産のセーター・ロパペイサの「中国製」製品がアイスランドで出回るようになり、物議を醸していると報じた。写真はセーター。

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2019年6月11日、環球時報は、アイスランド特産のセーター・ロパペイサの「中国製」製品がアイスランドで出回るようになり、物議を醸していると報じた。

記事は、「メイド・イン・チャイナ」と書かれたロパペイサが近ごろアイスランドで販売され、価格の安さからあっというまに現地市場シェアの3分の2を占めるようになり、古くからのロパペイサ業界関係者からは憂慮の声が出ているとした。

AP通信の9日付報道によると、本場のロパペイサは1着200米ドル(約2万1700円)する一方、現地の業者が中国へアウトソーシングして製造したロパペイサは1着170ドル(約1万8500円)と15%ほど安いという。

「中国製」のロパペイサがアイスランドに入った理由について、現地のセーター販売業者は「アイスランドには紡績工が少なく、賃金が高い。中国の紡績工なら3分の1から5分の1程度の賃金で済む」との見方を示している。

記事は、中国製ロパペイサの大量流入に危機感を覚えた現地の織物組合が、政府に対して「アイスランドの原料を用いてアイスランドで製造」したものだけにロパペイサのブランドロゴ使用を認めるよう求めたと伝えた。

一方で、実際に中国からロパペイサを輸入している業者からは「例えばポーランド系住民がアイスランドで製造したものはロパペイサと呼べるのか。境界の線引きがあいまいだ。中国から輸入せずに現地生産すれば大量の職人が必要になるが、ここにそんなたくさんの職人はいない」と不満の声が出ており、ロパペイサの定義をめぐる議論が巻き起こっているとした。(翻訳・編集/川尻)

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