中国・エジプト合同考古学チームが複数の新発見

2024年6月14日(金)11時20分 Record China

中国・エジプト合同考古学チームが複数の新発見をしました。

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中国とエジプトは2018年、合同考古学チームを設立し、エジプトのモントゥ神殿遺跡の考古発掘を実施してきました。中国社会科学院考古研究所によりますと、中国考古学チームは最近、エジプトにおける考古学の段階的な任務を完了し、モントゥ神殿遺跡の中にある小型神殿の全体的な輪郭を明らかにし、新たに建築の基礎を発見したほか、碑文とレリーフが残された石塊2個も発見しました。



エジプトの南部に位置する古代都市ルクソールは、古代にはテーベと呼ばれ、古代エジプト最盛期の首都でした。ここには古代エジプトのカルナック神殿、歴代の王の墳墓である王家の谷など古代エジプト文明の粋が集まっており、地球上で「最大の野外博物館」と呼ばれています。中国・エジプト合同考古学チームが発掘したモントゥ神殿は、ルクソール地域で最も有名なカルナック神殿群の重要な構成部分です。今回の発掘は今年3月中旬から2カ月間続きました。



モントゥ神殿は、紀元前1391年から1355年にかけて建てられ、古代エジプトの新王国時代に当たり、この時期はアメンホテプ4世、ツタンカーメン、ラムセスなどの有名なファラオが生活していた時代でした。



中国社会科学院考古研究所の賈笑氷研究員によりますと、モントゥ神殿建築群はいくつかの部分から構成されており、最も重要なのはモントゥ神殿、マアト神殿と南西部にあるオシリス神殿で計六つあり、中国・エジプト連合考古学チームは現時点で六つある小型神殿のうち四つ目の構造と輪郭をほぼ明らかにしました。



合同考古学チームはこのほか、発掘された文物の中から石の祭壇を発見し、碑文は破損していますが、古代エジプト第30王朝のファラオ・ネクタネボ1世の即位名であることが識別され、考古学者が神殿の建設順序を解読する年代の尺度となっています。



今シーズンの考古学発掘では、中国・エジプト合同考古学チームはモントゥ神殿とマアト神殿の結合部で、新たに未知の建物の基礎を発見しました。特に基礎を建設するために使われた二つの砂岩石塊には、碑文とレリーフが残され、ヒエログリフ(象形文字)の一つであるカルトゥーシュが使われ、第25王朝ファラオ・タハルカのものである可能性が高く、考古学者が遺跡の時代を判断する重要な根拠になるものです。(提供/CRI)

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