米中がAIで協力すべき理由―米メディア

2024年6月14日(金)5時0分 Record China

中国メディアの環球時報は、米中両国が人工知能(AI)分野で協力を進めるべきだとする米メディアの文章を紹介した。

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中国メディアの環球時報は、米中両国が人工知能(AI)分野で協力を進めるべきだとする米メディアの文章を紹介した。



記事は、米メディア・インクスティックの5日付文章を引用。インクスティックの文章は、米中関係における多くの問題と同様に、米国の政策立案者たちはAIを両国間のゼロサムゲームとみなし、中国に追いつかれることを恐れていると伝える一方、「実際のところ、中国との協力は米国がAIの分野で遅れをとらないようにするための最善の方法であるだけでなく、唯一の方法である可能性さえある」と指摘した。



そして、「現在AI研究の分野では両国はほぼ互角である一方、AI規制の方面では中国が先行しており、米国は中国とのAI協力を進めるためにゼロサム思考を克服するとともに、AIアルゴリズムの規制基準確立に向け協力する必要がある」と論じ、「米国政府はAIにおけるゼロサムゲームは技術の進歩を阻害するだけだということを認識すべきだ」とした。



また、スタンフォード大学が昨年、米中間のAI協力が両国間の他のどの分野よりもはるかに多く行われているとする調査結果を発表したことを紹介し、「両国の民間におけるAI協力がいかに緊密であるかを考えれば、米国政府が中国との協力を妨げることは不可能であり、AI技術開発にとって有害な行為だ」と指摘している。



文章は「残念ながら米国は中国のAI技術に懐疑的であり、両国間のAI協力を弱らせようとしている」とし、その理由の一つが知的財産権の盗用に対する懸念であると紹介する一方で、「実際AIの分野では、知的財産権が絡むアルゴリズムの入手は最も簡単なステップに過ぎず、入手したアルゴリズムの訓練のほうがはるかに困難。多くのハードウエア資源と高いコストが必要だ」とし、知的財産権に対する懸念はむしろ低いとの認識を示した。



その上で、5月にスイスのジュネーブで開催されたAIに関する米中政府間対話について、両国の協力を深めるための第一歩になるかもしれないと期待を寄せつつ、「もちろん、両国は相互信頼を築かなければならない。米国はイノベーションで、中国は迅速な市場化という面で強みを持つ。両国が協力すればAIに関する国際的な規制の枠組みを構築することができるだろう。両国政府は、高度な技術を持つ人材がよりよく協力し、相互信頼を高めながら関係を改善できるよう支援すべきだ」と論じた。(翻訳・編集/川尻)

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