中国のコーヒー店が「高くてまずい」から様変わりしつつある理由

6月20日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン

高くてまずかった中国のコーヒー店は、市場の成熟と共に様変わりしつつある(写真はイメージです) Photo:PIXTA

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初めて中国でコーヒーを

飲む日本人はびっくりする


 出張で中国の地方都市を訪れたとき、一番困惑するのはコーヒーを飲める喫茶店があまりにも少ないことだ。だから訪問先では、つい喫茶店を探していることが多い。


 前回の中国出張のとき、高鉄こと中国版新幹線で地方へ行くため、出発日の前日夕方に上海虹橋交通センターに近い地下鉄2号線の威寧路駅に移動し、そこのホテルに泊まった。天山路と交差しており、天山路の向こう側には大きなショッピングモールがある。


 そこで夕食をとったあと、上海では比較的普通の町としかいえないこの辺りを散策してみたら、アメリカンを飲める喫茶店の多さに圧倒された。値段を見ると、ラテは15元(約240円)となっている。コーヒー1杯で70元代(約1100円)の時代を知っている人間としては、まさに感無量だ。


 11年前の2008年に上海の喫茶店市場について書いた点描を手元に残しているので、ここに引用しておく。


「初めて中国でコーヒーを飲んだ日本人は、きっとびっくりしてしまうだろう。味がまずいか美味しいかも問題だが、何よりも値段が高い。25元(約400円)なら普通。35元、40元もざらだ。これまで私が飲んだ一番高いコーヒーは70元(約1100円)だ」


 断わっておくが、これは決して一流ホテルで飲んだものではない。街角にある、ごく普通としかいいようのない喫茶店で飲んだものである。70元のときはブルーマウンテンと言われたが、おかわり自由でもなかった。中国では「コーヒーはいかが?」という挨拶は安易に口にしてはいけなかった時代だった。





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