中国が世界の物流港を静かに征服しようとしている—スペインメディア

6月20日(火)18時10分 Record China

19日、環球時報は、中国が世界の物流港を静かに征服しようとしているとスペインメディアが報じたことを伝えた。資料写真。

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2017年6月19日、環球時報は、中国が世界の物流港を静かに征服しようとしているとスペインメディアが報じたことを伝えた。

記事は「アジアの巨人が、投資を通じて世界のあらゆる物流港の主人になりつつある。最近ではスペインで動きがあった。中国遠洋運輸総公司が2億349万ユーロ(約253億円)を投じてスペイン最大の港湾オペレーション企業Noatumの株式を51%取得。これにより、ヴァレンシア港のコンテナ埠頭(ふとう)を手に入れた。中国企業の目的は、地中海全体への勢力拡大と、世界各地の巨大港湾ネットワークへの継続的な投資にある」としている。

また、中国は2010年以降450億米ドル(約5兆円)を投じて少なくとも世界の40港に対して全部あるいは一部の買収を行ったとするキングス・カレッジ・ロンドン中国研究所研究員の分析を紹介。買収した港には、パキスタンのグワーダル、アフリカのジブチ、ギリシャのピレウス、およびパナマのコンテナ埠頭など戦略的な位置付けの港も含まれており、中国が商品輸送や原材料を輸入する上での世界的な海のルートを確保しているという。

記事は「中国が世界の港の興味と野心を抱くのは、中国が進める新シルクロード構想と関係がある。この構想は陸路と海路を切り開き、アジアと欧州やその他の地域をつなげるとともに、現在の世界における海運業の高まりによってもたらされる商品の流通を十分に利用しようとするものだ」と説明した。(翻訳・編集/川尻)

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