「ごみのような映画と観客」ヒットメーカーのフォン・シャオガン監督、拝金主義の中国映画界に不快感—中国

6月20日(火)19時40分 Record China

19日、中国映画界のヒットメーカーのフォン・シャオガン監督が、「ごみのような映画が多いのは、ごみのような観客がいるからだ」と、昨今の中国映画界について語っている。

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2017年6月19日、中国映画界のヒットメーカーのフォン・シャオガン(馮小剛)監督が、「ごみのような映画が多いのは、ごみのような観客がいるからだ」と、昨今の中国映画界について語っている。聯合報が伝えた。

開催中の第20回上海国際映画祭で19日、中国映画界の現状と未来の発展をテーマにフォーラムが行われ、フォン・シャオガン監督が出席した。ヒットメーカーとして国内外で有名なフォン監督は、北海道観光ブームを呼んだ「狙った恋の落とし方。」や「唐山大地震」など数々の名作を生んでいる。

辛口発言で知られるが、この日のフォーラムでは、純粋に映画を愛する心が揺り動かされたせいか、普段にも増して刺激的な発言を連発。昨今の中国映画界について、「ごみのような映画が多いのは、ごみのような観客がいるからだ」と不満をぶちまけた。

中国ではここ数年、「小鮮肉(ハンサムな若い男性を指す言葉)」ブームが起こり、数々の若手イケメン俳優たちが銀幕デビューし、映画をヒットさせている。フォン監督にはこの現状も面白くないようで、「小鮮肉たちは女っぽく、まるでオカマ。マネジメントを誤っているせいで、せっかくの逸材さえ造花のようになっている」とコメントしている。

現在の中国映画界は、興行収入が米国を抜き去り世界トップに立つことを目標にし、国民の期待も高まっている。しかしフォン監督によると、年間の興収額が600億元(約9820億円)は「あまりに多すぎる」ため、「100億元(約1640億円)規模に戻るぐらい」がちょうどいいとのこと。「今の映画界は、本当に映画を愛する人が締め出され、カネの臭いを嗅ぎつけてやって来る人間が増えるばかり。まるで銀行強盗か何かのようだ」と、嘆きを交えながら語っている。(翻訳・編集/Mathilda)

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