中国の「脱毛に悩む人」は2億人、主力は20代—中国メディアが漢方医の助言も紹介

6月22日(金)22時20分 Record China

中国メディアの広州日報は19日、中国では若い時期から頭部の脱毛が進行する男性が多いと紹介する記事を発表した。脱毛に悩む「脱毛大軍」の人数は2億人に達し、診察を受ける人は20代が主力という。記事は脱毛しやすい職業や、漢方医によるアドバイスも紹介した。

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中国メディアの広州日報は19日、中国では若い時期から頭部の脱毛が進行する男性が多いと紹介する記事を発表した。脱毛に悩む「脱毛大軍」の人数は2億人に達し、20代が主力という。記事は医師らを取材して、脱毛しやすい職業や、漢方医によるアドバイスも紹介した。

記事は冒頭で、中国の大手ECサイトの天猫(Tモール)が6月1日に始めた販促キャンペーンで、冒頭の4日間だけでウィッグが10万点以上、育毛錠剤が2万点売れたとして、これまでに中国の「脱毛大軍」は2億人とする調査結果も発表された紹介した。

浙江省杭州市にある邵逸夫医院(病院)と浙江大学医学院附属第二医院の皮膚科を取材したところいずれも、脱毛が原因で診察・治療を受ける人は20代に集中しており、多くの場合には状況は「不可逆」との説明を受けたという。

医師の1人は、脱毛症で診察を受ける人は毎年20%から30%の割合で増加していると説明。遺伝的要因は別として、主に夜更かしや辛い食品を好むなどの生活習慣が原因になっているという。また、精神的に大きな圧力を受けていることもよくない。職業としてはネットショップの経営者、プログラマー、先物取引の関係者が多い。若い人に辛いものを好む人が多いことも脱毛を示す人の増加と関係しているとみられるという。

杭州市で中医(漢方医)の名医として知られる何紅権医師は、頭髪と血と腎が密接に関係していると説明。脱毛の状況を改善するには、生活習慣を改善する以外に、黒米、黒ごま、黒豆など、黒いものを多く食べるとよいと述べた。黒い食材には腎臓を補う働きがあるからという。

さらに、洗髪が多すぎるのもよくなく、夏には1、2日に1回、冬には2、3日に1回に留めるべきだという。さらにマッサージも効果的で、前頭部の生え際から後頭部の生え際にかけて、毎回50回ほど、時間は5分をかけてマッサージするのもよい。牛角や木製のくしがあれば、手の指の代わりにくしを使ってもよいという。

なお、本記事では「漢方」の語も使ったが、漢方とは本来、中国などから日本に伝わり、長い歴史を通じて一部が変化した医術体系を指す。漢方の語が発生したのは江戸時代で、オランダからもたらされた医学を「蘭方」と呼んだので、区別するために日本で伝えられていた医学を漢方と称するようになった。

中国では自国(漢族)の医学を中医などと呼ぶのが一般的。ただし、「貴州漢方方制薬」「広州白雲山漢方現代薬業」「広州漢方化粧品」のように、自国の伝統医薬を「漢方」と称する場合もある。中国で自国の伝統医薬について漢方の名が使われるようになった経緯は不明だが、台湾では漢方の語の使用例がさらに多いので、日本統治時代の台湾にまず伝わり、それが中国大陸部にも伝わった可能性がある。(翻訳・編集/如月隼人)

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