北が瀬取り89回、上限3倍近くの石油精製品

7月13日(金)17時24分 読売新聞

 【ニューヨーク=橋本潤也】米国連代表部が、公海上で積み荷を移し替える密輸取引「瀬取り」の手法で、北朝鮮が今年1〜5月に石油精製品を少なくとも89回輸入したとする報告書を提出したことが、12日分かった。北朝鮮の輸入量は、すでに国連安全保障理事会の制裁決議が定めた上限の3倍近くに上っていると推計している。

 米国は安保理の北朝鮮制裁委員会に対し、全ての国連加盟国に北朝鮮への輸出停止を通知すべきだと主張している。

 安保理関係筋によると、報告書は11日付で、制裁委で議長を務めるオランダのファンオストロム国連大使に提出した。安保理は昨年12月に採択した決議で、北朝鮮がガソリンなど石油精製品を輸入できる上限を年間50万バレルに設定した。報告書は、航空写真などで確認された89回の密輸で上限の3倍近くの約136万バレルが既に輸入済みと推定した。

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