ロシア情報部員12人を起訴=大統領選介入を認定—米特別検察官

7月14日(土)7時17分 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米政権のロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官は13日、2016年大統領選に介入した罪で、ロシアの情報部員12人を起訴した。特別検察官は2月に選挙介入に関わったロシア人13人を起訴しているが、ロシア当局の関与が捜査で明らかになるのは初めて。
 トランプ大統領は16日にロシアのプーチン大統領とフィンランドで会談する。ロシア当局者の起訴が影響を及ぼすのは必至だ。
 起訴状によると、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の情報部員12人は、16年3月ごろから、民主党全国委員会などにサイバー攻撃を仕掛け、ヒラリー・クリントン候補の運動員やボランティアのメールアドレスなどを取得。選挙結果に影響を及ぼすため、盗み出した文書やメールをインターネット上に流出させた。7月にはクリントン氏の事務所や運動員も攻撃対象に加えた。
 記者会見したローゼンスタイン司法副長官は「大統領選に影響を与えることがロシアの目的だった」と指摘する一方、サイバー攻撃に米国人が関わった証拠は現段階ではないと説明。起訴を事前にトランプ氏に報告したことも明らかにした。
 他方、ロシア外務省は、起訴された12人について「ロシア軍当局やサイバー攻撃とのつながりを示す証拠はない」と述べ、関与を否定した。 

[時事通信社]

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