中国男性 海を見せるためリヤカーに恋人乗せ2000km踏破

7月14日(土)7時0分 NEWSポストセブン

ピュアなラブストーリに”全中国”が泣いた?

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「一生に一度でいいから、海が見たいわ」──。中国最大の砂漠地帯、ゴビ砂漠を擁する陝西省の男性が恋人の夢をかなえようと、彼女をリヤカーに乗せたり、一緒に歩いたりして、41日間をかけて中国大陸を横断した。2人は山東省威海市の海岸まで2000kmを踏破。映画顔負けのラブロマンスが中国で現実にあったことが分かった。河南省の地方紙「大河日報」が報じた。


 同紙は、この男性の名前を王さんと報じているが、女性の名前は明らかにしていない。


 王さんは恋人と付き合って以来、何年も「海を見たい」と言うたびに、「そのうちに、海に連れていってあげるよ」と返事をしていたという。


 ただ、仕事の都合のほか、旅費を捻出する必要などもあり、なかなか約束を実現することができなかったが、ある日、女性が「海に連れていってくれるのならば、結婚してもいいわ」とつぶやいたという。


 この言葉を聞いて、男性はこれまで彼女の願いを真剣に考えていなかったことを反省し、意を決して、海に連れていく旅に出た。とはいえ、陝西省の省都西安から海のある山東省まで直線距離でも1000km以上離れている。鉄道を利用しても1500km以上あるが、2人は鉄道を利用するなど金銭的な余裕はなかったため、王さんは道路を使うことにした。


 彼女を歩かせるのは体力的に無理があることから、リヤカーに乗せて2000kmを踏破することに決めた。


 雨の時は安い宿に泊まって休み、空腹になったら、携帯してきたドライフルーツを食べて、時間があるときには、その土地の地元の食材を調達して、2人で料理して食べたという。


 彼女の夢をかなえた王さんは、結婚資金を作るため、2人の旅の模様をビデオに収めて、新聞社などに売り込んだという。2人のことがニュースとして記事になると、そのことを知った読者が「2人の結婚資金の足しに」と資金を寄付するなど、2人は順調に結婚できそうだ。


 2人のドラマチックなラブロマンスについて、ネット上では「王さんのような単純な人は珍しい。そのひたむきさに女性のハートは感動するという典型的な純愛だね」など、好意的な感想も書き込まれている。

NEWSポストセブン

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