「194センチの福原愛」がついに大魔王に進化—中国メディア

8月3日(火)18時20分 Record China

中国メディアの澎湃新聞は3日、「194センチの“福原愛”、ついに大魔王に進化」と題する記事を掲載した。

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中国メディアの澎湃新聞は3日、「194センチの“福原愛”、ついに大魔王に進化」と題する記事を掲載した。

記事は、「194センチの福原愛」として、東京五輪バドミントン男子シングルスで金メダルを獲得したデンマークのビクター・アクセルセン(27)を紹介。2016年のリオデジャネイロ五輪でも流ちょうな中国語を披露し、中国のSNSで話題になったとした。

そして、「中国語が話せる外国人はどれだけ中国人に好かれるのか。福原愛を見れば分かる」とし、「福原愛は幼い頃から中国のコーチについてトレーニングをし、中国の東北弁を操っていたため、中国卓球チームから愛され、中国の選手やコーチらととても良い関係を維持してきた」と伝えた。

その上で、アクセルセンのコーチも中国人の張連営(ジャン・リエンイン)氏であり、張氏が1980年に知人の紹介でデンマークに赴任した際に最初に指導したのが、1996年のアトランタ五輪でデンマーク史上初の金メダルを獲得したポール=エリク・ホイヤー・ラーセン氏だったと説明。「デンマークバドミントン男子の強さの背景には、張氏の影響があったと言っても過言ではない」とした。

記事によると、アクセルセンは2014年から中国語の勉強を始めた。当時は林丹(リン・ダン)が活躍するなど中国の黄金期だった。中国語を習得すればより優れた選手になれるかもしれないと冗談半分に考え、ネットで中国語の教師を探し始めたことがきっかけだったという。

2016年に江蘇省蘇州市崑山市で行われたバドミントン国別対抗のトマス杯決勝では、中国の応援を受けてまるでホームのような環境で戦ったデンマークが、インドネシアを下して優勝した。

記事は、「福原愛が中国卓球チームから愛された最も重要な点は、彼女が中国卓球を脅かす存在ではなかったことかもしれない。“大魔王”張怡寧(ジャン・イーニン)の天下が続いた時期に、福原愛は終始その地位を脅かすことはなかった。彼女は選手生活で世界チャンピオンを獲得したことはなかった」と指摘。一方で、アクセルセンは「勝負に敗れて涙する福原愛を演じるために存在していたのではなかった」とし、中国選手を相手にたびたび勝利を挙げていたことを伝えた。

また、順調に成長したアクセルセンが2016〜17年には「手が付けられない存在」だったと指摘。「アジア選手に匹敵する繊細な技術と、欧米選手の長身の強みを違和感なく兼ね備えており、彼の支配を崩すことは誰にもできなかった」とした。一方で、2018〜19年には故障に悩まされ、その間に桃田賢斗が圧倒的な存在になったと紹介。2020年1月には桃田が自動車事故に遭い、新型コロナウイルスの感染が拡大するなどの予想外の事態もありがながら、アクセルセンはしっかりと力を付けていたとした。

その上で、「今大会の男子シングルスで優勝したアクセルセンは、5年前に林丹に勝利した時と同じように信じられないといった表情を浮かべ、両手で頭を抱えて泣いた」とし、「アクセルセンはこうして、人畜無害な“福原愛”から、バドミントン男子シングルスの新時代を切り開く“大魔王”へと一歩一歩成長してきたのである」と伝えている。(翻訳・編集/北田)

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