中高生でも原子炉を作ろうと思えば作れるのに、どうして世界の大半の国は核兵器を作らないのか—中国メディア

8月5日(月)7時30分 Record China

3日、新浪軍事は、「中高生でも原子炉を作ることができるのに、世界の多くの国は原子爆弾を作ることができないのか」とする記事を掲載した。資料写真。

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2019年8月3日、新浪軍事は、「中高生でも原子炉を作ることができるのに、世界の多くの国は原子爆弾を作ることができないのか」とする記事を掲載した。

記事は、第一の理由として「作りたくても恐ろしくて作れない」点を挙げた。1968年に米国、英国、ソ連が自らの核兵器の独占状態を確保すべく、数十カ国を巻き込んで「核兵器不拡散条約」を締結したと紹介。これ以後、核兵器の製造計画を進めたインド、パキスタン、南アフリカ、北朝鮮、イランなどはこの条約によって厳しい制裁を受けることになったとしている。

第二の理由は、実際に核兵器に使える材料の調達が難しいことを挙げている。原理自体は「通常の爆薬によって核の材料を超臨界状態に至らしめ、制御不能な連鎖式核分裂を引き起こす」という複雑なものではないが、実際に作るには自然界に存在するウラン鉱石中わずか0.7%というウラン235が必要であり、その生成には高い技術力と膨大なコストに加え、数年、数十年という時間がかかると説明した。

第三の理由は、核実験が難しいことだとしている。記事は、たとえ原子爆弾のサンプルを作り出したとしても、核弾頭の小型化や実践配備を実現するには何度か実験をする必要があるが、世界の半数以上の国は面積が20万平方キロメートルと狭く、核実験を行うための十分な空間を確保することができないと解説している。

記事は、これら3つの理由以上に重要なのが政治的な要素であり「大部分の国が、核兵器を持つ現実的な必要性を持っていない」とした。その例として、ウクライナやカザフスタンはソ連解体当時、世界第3、第4の核の弾薬庫を持っていたが、大国に挟まれる中で膨大な核兵器を持つことは自らを危険に晒すことになるなど、自国には核を持つメリットがないと判断し、放棄する道を選んだことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)

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