複座式J-10戦闘機が退役、訓練飛行の大幅増加が機体寿命に影響—中国メディア

8月16日(金)20時20分 Record China

新浪網は14日付で、寧夏回族自治区の銀川黄河軍事文化博覧園にJ-10(殲10)戦闘機が展示されたと報じた(写真)。記事によると、同機の退役は訓練飛行の大幅増加が機体寿命に影響したことに関係している。

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中国メディアの新浪網は2019年8月14日付で、寧夏回族自治区の銀川黄河軍事文化博覧園にJ-10(殲10)戦闘機が展示されたと報じた。中国空軍から引き渡されたもので、服役期間は15年近くだったという。

記事によると、退役した機が複座式のJ-10Sだったことに注目。J-10Sは作戦任務を担当するだけでなく、日ごろは搭乗員養成のための訓練に使われている。

記事は、戦闘機の寿命は飛行時間で算出すると説明。J-10と同世代の戦闘機の寿命は、飛行時間3000−1万時間と説明。退役して展示されたJ-10Sの飛行時間は5000時間だったとの情報があるとして、J-10が就役したのが2004年であることを考えれば、1年間当たりの飛行時間は300−400時間だったと算出。周辺国のF-15戦闘機の場合には年間200時間程度で、場合によっては100時間程度しかないのと比べれば、J-10Sの1年間当たりの飛行時間は極めて長かったと主張した。

記事はさらに、中国ではJ-10戦闘機の世代になってから、搭乗員の訓練が大幅に増強され、それ以前には年間100時間程度だったものが200時間以上になり、西側諸国の水準に匹敵するようになったと論じた。

記事は続けて、戦闘機の製造は巨額の資金を必要とするため、中小の国家の場合には飛行時間を減らして機体を長持ちさせようとすると紹介。しかし現在の中国は、強大な飛行機生産能力を有しており、新型戦闘機の機数も急速に増やすことができると説明。

さらに中国の場合には、現役戦闘機の飛行時間を伸ばして、使用価値を十分に「搾り取る」することは、戦闘機の世代交代を促進するためにも役立つと論じた。(翻訳・編集/如月隼人)

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