英領ジブラルタルで拿捕、イランのタンカー解放

8月16日(金)1時2分 読売新聞

 【ロンドン=広瀬誠】スペインに隣接する英領ジブラルタルの自治政府は15日、7月に拿捕だほしていたイランのタンカーを解放したと発表した。英イランの緊張が緩和に向かう可能性がある。

 自治政府は7月4日、欧州連合(EU)の制裁に違反してシリアへの原油輸出を試みた疑いで、ジブラルタル沖でイラン産原油を積んだタンカーを拿捕した。一方、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は7月19日、中東ホルムズ海峡で英タンカーを拿捕していた。

 自治政府は声明で、イランのタンカーの目的地が制裁対象となる場所でないことをイラン政府が文書で確約したと明かし、「拘束を続ける合理的な根拠がなくなった」とした。タンカーには1・4億ドル(約150億円)以上の価値がある原油が積まれていたという。

 イランに経済制裁を科すなど激しく対立している米国は、タンカーを解放せず、米国が押収できるよう求めていた。

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