双子の1人が誕生し、もう1人を11週後に出産した29歳女性(カザフスタン)

8月20日(火)21時0分 Techinsight

双子の1人が誕生後、11週置いてもう1人が産まれる(画像は『Mirror 2019年8月18日付「Proud mum shows off her one-in-50-million twins - born 11 weeks apart」(Image: east2west news)』のスクリーンショット)

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双子を妊娠したカザフスタン共和国の29歳の女性が、1人目の女の子が誕生してから11週後に、2人目の男の子を出産していたことが明らかになった。第1子は超低体重出生児として誕生したため、医師らは第2子が十分成長するのを待つ決断をしたようだ。この時間差を可能にしたのは、女性が非常に稀な子宮を持っていたためであった。

カザフスタン共和国ウラリスク在住のリリヤ・コノワロワさん(Liliya Konovalova、29)は5月24日、妊娠25週で女の子ライヤちゃん(Liya)を出産した。ライヤちゃんは体重約822グラム(1ポンド13オンス)しかなく、1か月ほど病院の新生児集中治療室でケアを受けなければならなかった。

ライヤちゃんと一緒にお腹の中にいたマキシム君(Maxim)が誕生したのはその11週後の8月9日で、体重は約2891グラム(6ポンド6オンス)あり、ライヤちゃんより約2,000グラムも大きな男の子だった。

約3か月間を置いて双子を産むことができたのは、リリヤさんが子宮が2つある完全重複子宮を持っていたためで、双子は別々の子宮の中で成長していたのだった。リリヤさんによると、双子の体重はもう少しで4,530グラム(10ポンド)に届くとのことで、退院するのも時間の問題だという。

7年前に長女を出産していたリリヤさんだが、2度目の妊娠は決して楽ではなかったようだ。その原因が完全重複子宮であることなど考えもしなかったというリリヤさんは、英メディア『Mirror』に次のように語った。

「子宮が2つあることを聞いた時はショックを受けました。最初に誕生したライヤは、体重が1,000グラムに満たない超低体重出生児だったのでとても心配しましたが、医師たちは奇跡を可能にしたのです。おかげでマキシムは子宮の中でゆっくり過ごすことができました。」

地域周産期センターのイーセット・ジェラディーン副所長は「ライヤちゃんの出産時、医師らはリリヤさんが完全重複子宮でもう1つの子宮に赤ちゃんがいることにすぐ気付きました。その後、リリヤさんは専門医の監視下に置かれ、病院でライヤちゃんの世話をしながら第2子の誕生を待ったのです。これは非常に珍しいことですが、最初の出産から11週後に第2子が産まれるというのは、さらに珍しいケースでしょう」と述べている。

なお、カザフスタン保健省は「完全重複子宮によって双子の誕生日が違ったケースは国内初で、5000万分の1の確率である」と発表している。

ちなみに同様のケースはバングラデシュでも報告されており、今年の2月末に第1子を産んだ女性が、それから26日後に双子の赤ちゃんを出産していた。この女性も完全重複子宮を持っており、3つの卵子が排卵し同時に妊娠可能な時期に受精したために、1か月以内に3人の子供が誕生したとみられている。

画像は『Mirror 2019年8月18日付「Proud mum shows off her one-in-50-million twins - born 11 weeks apart」(Image: east2west news)』のスクリーンショット

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