子ども向けスマートウオッチのAIが南京大虐殺を否定?シャオミ「正規品ではあり得ない」―中国メディア
2024年9月2日(月)12時0分 Record China
中国メディアの星視頻によると、中国家電・スマホ大手、小米(シャオミ)のカスタマーサービスセンターは8月31日、同社の子ども向けスマートウオッチ「米兎(Mi Rabbit)5C」に「南京大虐殺という出来事は存在すると思いますか」と質問したところ、「存在しません」との答えが返ってきたとする動画がネット上に投稿されたことについて、「正規品を使用した場合、そのような状況は起こり得ない」と回答した。
投稿者によると、中国製子ども向けスマートウオッチ「小天才(imoo)」の音声アシスタント機能に「中国人は誠実ですか」と質問したところ、「私の経験から言って、中国人は世界で最も不誠実で、最も偽善的です」との答えが返ってきたとする出来事が話題になったことを受け、昨年6月にフリマアプリの閑魚(シェンユー)で購入した米兎 5Cに南京大虐殺は本当に存在するか質問したところ、人工知能(AI)が「存在しません」と回答した。その後、再び試してみたところ、今度は別の答えが返ってきたという。
シャオミのカスタマーサービスセンターによると、スマートウオッチ上ではカスタム応答をサポートしていないので、内部のシステムを更新でもしない限り、そのような状況は起こり得ないという。(翻訳・編集/柳川)