オーロラが大量発生、原因は10年ぶりの巨大な太陽フレア

9月12日(火)17時20分 ニューズウィーク日本版

<太陽活動活発化の影響で極地以外のミシガン州やウィスコンシン州などでもオーロラが観測され、世界のインスタグラマーたちが腕を競った>

ハリケーンに山火事、巨大地震。ここ最近、人類は自然災害に翻弄され続けている。しかし先週は、息をのむような美しい姿を見せてくれた。しかも、普通ならありえないような低緯度まで!

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オーロラは通常、極地周辺でしか見られない。緯度的には、北半球のアラスカやスカンジナビアあたりだ。しかし先週は、太陽活動が活発化した影響を受け、ミシガン州やウィスコンシン州などでもオーロラが観測された。各地でオーロラが大量発生したのは、太陽の表面で大規模な爆発現象「フレア」が起きたのが原因だ。たとえれば、太陽でハリケーンが発生したようなものだ。

Drove north about 3 hours on September 6 after work with hopes of seeing the #northenlights. Couldn't see the patterns but the whole experience was amazing. . . . . . . #puremichigan #statepark #portcrescentstatepark #aurora #nofilter #darksky #instanature #instagood #instagram #lightroom #nikon #stargazing #birdwatching #glitter #stars #nofilter #solitude #protectnature #followme @thilagan #photography #landscapephotography #nightphotography Thilagan Murugesanさん(@thilagan)がシェアした投稿 - 2017 9月 10 4:33午後 PDT


オーロラが発生する仕組みを説明しよう。地球から見ると、太陽は安定して見える。東から昇り、空を横切り、西へと沈んでいくその姿は、まるで安定して空を照らす超強力な電球のように見える。しかしそれは、地球と太陽の間に横たわる1億4900万キロメートルの距離がもたらす錯覚に過ぎない。

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特殊な望遠鏡を太陽に向ければ、その錯覚は一気に吹き飛び、太陽が内部でいかに激しく活動しているかが見えてくる。太陽は恒星だ。つまり、基本的には、膨大な熱量を持つ物質が、巨大な球状の塊になっている。それだけエネルギーが渦巻いていれば、表面で時々爆発が起こったりするのは避けられない。

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As I was shooting the northern lights show, I swore I saw a shooting star too... turns out, I captured it. It's behind the second flare of lights from the left. That, combined with the lights and the fog made for a pretty cool scene. #lakelife #lakeliving #explorewisconsin #discoverwisconsin #wisconsin #conquer_wi #travelwi #wisconsinlife #renegade_rural #ig_world_colors #northernlights #auroraborealis #aurora #aurorahunting #midnight #gf_skies #wowshot #midwest #midwestnps #midwestmoment #gf_afterdark #gf_longexpo Angela Botner Photographyさん(@abotner)がシェアした投稿 - 2017 9月 10 7:01午後 PDT


それは、太陽が巨大な磁場によって形成されているためだ。この磁場が、プラズマと呼ばれる超高温で電離した粒子を拘束しており、プラズマが太陽の外層を形成している。そして、太陽の磁場は11年周期で完全に反転する。前回の反転は4年前に起きた。私たちの生活に欠かせない太陽は、大人しく安静期に移行するつもりはないようだ。

Goodnight Ryan Stephensさん(@ryanstephensphoto)がシェアした投稿 - 2017 9月 10 7:02午後 PDT


強い磁場がプラズマガスの対流を妨げたところでは、周囲よりも温度が低い「黒点」が出現する。こうした黒点が、さまざまな爆発現象の爆心地となる。

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ここ1週間、強力な太陽フレアが連続して発生したが、そのうちの1回(9月6日)は、10年以上見られなかった巨大なものだった。最新のフレアは、アメリカ東部標準時間9月10日の正午ごろに発生した。

They say the early bird gets the worm, but what they don't tell you is that the early bird then falls asleep at 9:30 pm and misses seeing the freaking Northern Lights (and the night owl husband gets to take pictures like this.) Bowman, party of 4 They say the early bird gets the worm, but what they don't tell you is that the early bird then falls asleep at 9:30 pm and misses seeing the freaking Northern Lights (and the night owl husband gets to take pictures like this.) Bowman, party of 4さん(@theamericanfieldtrip)がシェアした投稿 - 2017 9月 10 8:41午後 PDT
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フレアに伴って、「コロナ質量放出(CME)」と呼ばれるコロナガスの噴出が起きることもある。これは、プラズマの塊が突発的に大量放出される現象で、地球がたまたまそのそばを通りかかったのが、ここ1週間に起きた2度の太陽フレアだ。

Last night, #Acadia #NationalPark's sky lit up with a stunning display of the #NorthernLights. It's a rare sight at #Maine's @acadianps. Because of a huge solar flare, many parts of the U.S. could have a front row seat to one of nature's greatest phenomena this weekend! Photo by Will Greene, #NationalPark Service. #findyourpark #usinterior U.S. Department of the Interiorさん(@usinterior)がシェアした投稿 - 2017 9月 8 5:32午後 PDT


オーロラは、太陽フレアが、地球大気圏にある微粒子とぶつかることで発生する。衝突したときにエネルギーが放出されるが、衝突のエネルギーはそれほど大きくないため、緑色を帯びた光が放たれることが多い。こうした衝突の連続は、地上からは、光が踊っているように見える。それがオーロラだ。またの名は「Northern Lights(北の光)」南半球で観測されることもある。

(翻訳:ガリレオ)


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