女性専用車両は是か非か SNSで激論=中国メディア

9月12日(木)15時12分 サーチナ

中国メディアによると、広東省深セン市では2017年6月より地下鉄1、3、4、5号線の先頭車両と最後尾車両が女性専用車両とされているが、法的強制力がないこともあって、ルールはあまり守られていないという。(イメージ写真提供:123RF)

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 通勤電車等に設置される女性専用車両。日本ではすっかり定着した感があるが、いま中国では女性専用車両の是非をめぐって活発な議論がなされている。

 中国メディアの中国青年報によると、広東省深セン市では2017年6月より地下鉄1、3、4、5号線の先頭車両と最後尾車両が女性専用車両とされているが、法的強制力がないこともあって、ルールはあまり守られておらず、男性の乗客の方が女性よりも多いことも珍しくない。そこで、2013年施行の『深セン経済特区文明行為促進条例』の修正案が起草され、地下鉄の女性優先車両に優先の対象ではない者が乗った場合に、地下鉄職員がその乗客に対し車両から出るよう求めることができるとする条文が盛り込まれた。

 この条例修正案について、9月3日に深セン市人民代表大会常務委員会がウェブサイト上で意見聴取を開始した。すると女性専用車両の問題がSNS上で注目を集め、中国版ツイッターの微博(ウェイボ)では女性専用車両の設置を容認する意見や男女平等の考えに反する等の理由から反対する意見などが多数出された。9月8日には「深セン女士優先車厢」(深センの女性優先車両)というワードが人気ランキングの上位にはいり、その投稿数は4千に迫り、閲覧数は1億4千万に達している。

 同修正案には、公共交通の秩序を乱し法執行機関により処罰された者の運賃を1年間通常の5倍以内の価格とすることができるとする条文や、国外で文明的ではない違法行為をした者について1年から3年のあいだ出国を認めないことができるとする条文、小中学生が学校の教室でスマートフォンやタブレット等でゲームをすることを禁じ、学校がそれらの電子機器を預かることができるとする条文なども盛り込まれている。

 意見聴取は9月23日まで行われる予定であり、それまではSNS上でこれらの問題についての活発な議論が行われ続けるだろう。(編集担当:猶木縁一郎)(イメージ写真提供:123RF)

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