「リビア方式」言及、ボルトン氏解任の引き金に

9月12日(木)12時41分 読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は11日、解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の対北朝鮮政策に関し、「とても大きな過ちを犯した」と述べ、核放棄を強硬に迫った姿勢を批判した。今回の解任は、強硬派を排除することで、停滞する北朝鮮との非核化交渉を前進させる狙いがあったことを示したものだ。

 トランプ氏が問題視したのは、ボルトン氏が北朝鮮の非核化への適用を唱えた「リビア方式」だ。核の国外搬出の後に制裁を解除する核放棄の手法で、カダフィ政権時のリビアで実施された。だが、カダフィ政権がその後、崩壊した経緯があるため、北朝鮮はボルトン氏に激しく反発した。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、ボルトン氏について、「北朝鮮に対する『リビア方式』に言及し、米朝交渉は著しく停滞した」と語った。さらに、「北朝鮮とディール(取引)しようとして発言したのだろうか。強硬であるかどうかの問題でなく、そんな発言をするのは賢くないということだ」と切り捨てた。

 トランプ氏は、ボルトン氏の後任候補は5人の適任者がいるとし、「来週発表する」と説明した。

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