米で6人死亡「風味つき電子たばこ」販売を規制へ

9月12日(木)12時11分 読売新聞

電子たばこを吸う男性(8月28日、AP)

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 【ワシントン=船越翔】米国のトランプ大統領は11日、若者の間で流行している電子たばこの販売の規制に乗り出す方針を明らかにした。電子たばことの関連が疑われる健康被害が相次いだことを受けたもので、米食品医薬品局(FDA)が数週間以内に、香りや味がついた電子たばこを対象とする新たな規制を策定する。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「人々が病気になり、若者が影響を受けるのを許すわけにはいかない。これは大きな問題だ」と語り、規制に取り組む考えを強調した。

 AP通信などによると、米政府はミントなどの風味がついた電子たばこの販売を全面的に禁止する。その上で、FDAが許可した製品のみ販売を認めるようにすることを検討しているという。

 米疾病対策センター(CDC)によると、電子たばことの関連性が疑われる深刻な肺疾患で、これまでに全米で6人の死亡が確認されている。CDCや米医師会は原因が判明するまで、電子たばこの使用を控えるよう呼びかけている。

 米国で販売されている電子たばこにはニコチンが含まれているケースが多い。特に若者の間で風味付きの電子たばこが流行し、健康への影響が懸念されていた。このため、米国内ではミシガン州が今月に入って電子たばこの販売禁止を決めるなど、規制の動きが進んでいた。

 一方、電子たばこの推進団体からは、トランプ氏の方針について「販売の禁止は、多くの喫煙者から禁煙という選択肢を失わせる」などと反論の声が上がっている。

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