「台湾と断交して中国と国交樹立」相次ぐ、次はハイチか—独メディア

9月16日(月)18時20分 Record China

ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレの中国語サイトは14日、「台湾と外交関係を結んでいる国を個別に攻略、次なる標的はハイチか?」と題する記事を掲載した。写真はハイチ。

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ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレの中国語サイトは14日、「台湾と外交関係を結んでいる国を個別に攻略、次なる標的はハイチか?」と題する記事を掲載した。

記事は香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道を引用し、「中国の駐ハイチ貿易発展事務所の王向陽(ワン・シアンヤン)代表は9月初め、ハイチメディアのインタビューで、ハイチ政府が一つの中国の原則を堅持しさえすれば、中国政府はハイチと正常な国交を樹立するとともに、ハイチの政治、経済貿易、衛生、教育など多分野での協力を強化したいと考えていると述べた。中国ハイチ貿易発展事務所の公式サイトはインタビューの全文(中国語版)を転載し、王代表が他にも、ハイチは発展を急ぐ必要があり、中国はハイチと外交関係がないため、両国の各分野での協力発展が『「深刻な制約』を受けていると指摘している」と伝えた。

記事は続けて「王代表はインタビューで、2017年6月以来、ラテンアメリカのパナマ、ドミニカ、エルサルバドルが相次いで中国と国交を結び、『一つの中国』の原則を堅持することが『止められないトレンド』であることを証明していると強調した。インタビュー以外にも、多くのハイチの高官と会見し、また自身の公邸にハイチ駐在のパナマ大使を迎えるなどしている。

パナマは17年に台湾と断交して北京と外交関係を結び、すでに総額30億ドル(約3240億円)を上回る借款や資金援助を続々と獲得している。かつて駐エクアドル、キューバ、アルゼンチンの中国大使を務めた元外交官の徐貽聡(シュー・イーツォン)氏は、中国にとって、台湾と国交のあるこれらの国を取り込む上で最大の障害は米国だと述べている。徐氏はサウスチャイナ・モーニング・ポストに『トランプ大統領の就任以来、ワシントンは台湾と国交のあるこれらわずかの国々に対して巨大な圧力を加えている』と述べている」と伝えている。

記事はさらに「中国がハイチに対して『資金援助攻勢』をかけていると同時に、ソロモン諸島も台湾との外交関係を解消すべきか協議している。台湾の三立新聞網(SETN)によると、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は14日、ソロモン諸島と台湾は長い友好の歴史があり、現在多少の課題はあるものの、台北は『ソロモン諸島の各方面との意思疎通に全力を尽くし』、ソロモン諸島との外交関係を引き続き強固にするよう努力すると述べている。この報道はまた、台湾が友好国との友情を保つのを支援するため、駐パプアニューギニア、ソロモンおよびバヌアツのアルバート・グレイ米国大使が、先日ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相と会見し、米国はソロモン諸島と台湾が外交関係を維持することを支持すると述べ、併せて台湾が『素晴らしいパートナー』であると述べたと指摘している。現在台湾と国交を結んでいる国は世界でわずか17カ国で、蔡英文総統の就任後、中台関係は悪化し、中国はこれらの国々が台湾と断交するよう説得に力を入れるとともに、中国と外交関係を結ぶことを約束しさえすれば、これらの国々は有利な条件で経済貿易協力と財政援助を得られるとしている」と結んでいる。(翻訳・編集/坂下晃)

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