【CRI時評】サービス貿易交易会で見た中国の「新たな」原動力

2024年9月16日(月)13時20分 Record China

中国国際サービス貿易交易会で活気に満ちた世界の最先端科学技術の魅力を感じた。

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「リアルすぎる」。アリババのブースでは、観客がVR(バーチャルリアリティ)デバイスを装着して新たなショッピング体験ができる。米国の医療会社メドトロニックは世界最小のペースメーカーを出展した。ネスレは乳幼児の脳神経イメージングに基づく最新の粉ミルクをリリースした。テスラが新型自動車とヒューマノイド(人型ロボット)を展示した。「CRI時評」の論説員は開催中の2024年中国国際サービス貿易交易会で、冒頭に挙げた、活気に満ちた世界の最先端科学技術の魅力を肌で感じた。中国の習近平国家主席が祝賀メッセージの中で指摘したように、「サービス貿易交易会はすでに10回の開催に成功し、中国のサービス業とサービス貿易の質の高い発展を鮮明に反映し、開放型の世界経済の構築に積極的に貢献してきた」。



スイスに本社を置く大気質テクノロジー企業IQAirは今年初めてサービス貿易交易会に参加した。同社のグローバル最高経営責任者(CEO)であるフランク・ハンメス氏は、「習主席の祝賀メッセージからチャンスを見た。中国サービス業の一層の開放は世界経済の重要な推進力であり、外国企業も中国の開放から利益を得るだろう」と述べた。



フランク・ハンメス氏の感想は例外ではない。現在、サービス貿易は日増しに世界経済成長の重要な原動力となっている。世界貿易機関(WTO)は、2040年までに国際貿易に占めるサービス貿易の割合が現在の22%から33%以上に上昇すると予想している。このことは、今回のサービス貿易交易会で85カ国と国際機関が展示会を催し、世界トップ500の企業と業界のリーディングカンパニー450社以上が対面で出展した理由でもある。



中国商務部のデータによると、2023年の中国のサービス輸出入総額は6兆5754億3000万元(約130兆5459億円、1元=約19.8円)で、過去最高規模を記録し、世界の上位に位置した。そのうち、知識集約型サービス貿易の割合は41.4%に上昇した。これは中国のサービス貿易の競争力と価値が持続的に向上し、中国経済の革新活力が著しく強化されていることを示している。これはサービス貿易会が国内外の展示業者を引きつけて活発に出展させる重要な原因でもある。



中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議は、対外開放の基本国策を堅持し、より高水準の開放型経済の新体制を構築しなければならないと述べた。サービス貿易の発展加速は、まさに高水準の対外開放を拡大し、対外貿易発展の新たな原動力を育成する重要な手がかりだ。今回のサービス貿易交易会は世界により多くの「新たな」へ向かう力を見せるとともに、中国が高水準の開放でサービス貿易の質の高い発展を促す決意、中国式現代化の盛んな活力と巨大なチャンスも見せた。ニュージーランド・中国友好協会のクリス・リプスコム会長が述べたように、中国は「世界とリンクし、世界経済の成長に貢献することに引き続き力を尽くしているという前向きなシグナル」を伝えている。(提供/CRI)

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