中国の電力制限、アップルやテスラなどのサプライヤーにも影響—独メディア

9月28日(火)11時50分 Record China

27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国各地での電力供給制限がアップルやテスラなどのサプライヤーにも影響を及ぼし始めていることを報じた。写真はテスラ。

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2021年9月27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国各地での電力供給制限がアップルやテスラなどのサプライヤーにも影響を及ぼし始めていることを報じた。

記事は、中国の多くの省・市・自治区で停電の危機が発生し、アップルやテスラの主要サプライヤーさえもが生産の一時停止を発表しているとし、世界最大のiPhone組み立て業者・富士康傘下の乙盛精密公司が今月26日から10月1日まで江蘇省昆布山市での生産を一時取りやめたと伝えた。

また、中国東北部では23日より多くの都市で突発的な停電が発生しており、黒龍江省では二つの鉄鋼工場が電力供給制限通知を受けてそれぞれ減産や稼働停止を余儀なくされているとしたほか、江蘇、湖南、浙江、広東、雲南、山東などでも多くの企業が停電による減産、生産停止を実施しており、化学繊維、コンクリート、紡績、印刷、冶金、石油化学、太陽光発電、電気めっきなどの高エネルギー消費業界の生産に大きな影響が出ていることを紹介した。

さらに、東北部では企業活動だけでなく市民の日常生活にも影響が出始めており、一部の地域では1日に何度も停電したり、1回の停電が12時間以上続く状況が発生したりしていると指摘。電力不足の理由について、石炭価格の上昇、発電用石炭の供給不足の影響があるとの報道が出ていると伝えた。

記事は、寒冷な東北部では現在すでに気温が大きく低下し始めており、10月中旬には「暖気」と呼ばれる集中暖房の供給がスタートすると紹介。その一部は電力暖房が採用される予定であるものの、電力供給の制限がいつ解除されるかは現時点では不明だとした。このほか、電力供給制限が長期化すれば水道供給にも影響が出る可能性があるとも報じている。(翻訳・編集/川尻)

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