中国人女性が「香港のおかしなところ」を6つ指摘、ネットで賛否―香港メディア
2024年10月8日(火)19時0分 Record China
香港メディアの香港01は、中国人女性が香港のおかしなところを6つ指摘し、ネット上で議論を巻き起こしたと伝えた。
記事によると、このほど香港を旅行で訪れたという中国人女性が、SNS・小紅書(RED)で香港のおかしなところを6つ指摘した。
1つ目は「ほぼすべての人が働いている」で、「香港ではほとんどの人が仕事をしており、どの業種でも高齢者を見かけた」と説明。2つ目は「パーソナルスペースへの意識が強い」で、「一般に友人や親戚であっても事前連絡なしに相手の家に行ってはいけないことになっている」とした。
3つ目は「警察に身分証の提示を求められる」で、「香港では出掛ける際に身分証の携帯が義務付けられていて、もし携帯していないと罰金を取られる」と言及。4つ目は「スターも普通の職業」だとし、「香港では実はスターは(珍しくなく)、普通の職業の一つに過ぎない」と説明した。
5つ目は「遠慮のない物言い」で、「香港人は何でもはっきり言い、不満があるとその場ですぐに口に出す」と指摘。6つ目は「車をゆっくり運転することができない」とし、「車は必ず法定速度前後で運転しなければならず、(ゆっくり運転して)他の車の邪魔をしてはいけない。そうして初めて、香港の道路の効率が保たれる」と指摘した。
なお、女性は「中国(大陸)と比較した場合であって、香港をけなす意味はない」としている。
この投稿にネットユーザーからは、「香港って時々理解不能」「香港人には遠慮がない。何かあればすぐに口に出す」「香港人は他人を自宅に呼んで食事を振る舞うことがない。みんな境界があるように感じる」「70代の親戚が香港で働いているが、社内の最高齢は80代だって。この年齢で、こっち(中国大陸)では誰が雇ってくれる?」との声がある一方、「おかしいことではない」「常識だろう」などの意見も見られたという。(翻訳・編集/北田)