韓国でベンツの人気急落、先月の輸入EV販売ではトップ10にも入れず=韓国ネット「中身は中国車」

2024年10月12日(土)7時0分 Record China

11日、韓国メディア・韓国経済は「先月の輸入電気自動車販売台数でメルセデス・ベンツはトップ10にも入れなかった」と伝えた。写真はベンツ車。

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2024年10月11日、韓国メディア・韓国経済は「先月の輸入電気自動車(EV)販売台数でメルセデス・ベンツはトップ10にも入れなかった」と伝えた。



記事によると、輸入EV販売台数1・2位を記録中のテスラのModel Y・3を除くと、先月はアウディのQ4 e-tron、フォルクスワーゲンのID.4、BMWのi4の順に販売台数が多かった。ライバルのBMWがトップ10に4モデル(i4 eDrive40、iX3、i5 eDrive40、iX1 xDrive30)も名を連ねたのとは対象的に、ベンツは“全滅”だったという。



ベンツは8月の輸入車メーカー別EV登録台数でも5位以内に入れなかった。1位はテスラで、2位以下にはBMW(454台)、アウディ(348台)、フォルクスワーゲン(267台)、ポルシェ(166台)が続いた。



記事は「7月に仁川のマンション地下駐車場で発生したEQEベンツEV火災が販売台数に影響を及ぼした」と分析している。火災が発生したモデルEQEに搭載されたバッテリーが当初知られていた中国CATLではなく、中国で発火の可能性を理由にリコール措置となったパラシスのものであったことが判明し、「消費者を欺いている」と批判する声が上がっていた。EQEの所有者らによるデモや、ベンツ本社などを相手取った集団訴訟も起きたという。



ベンツは昨年、韓国でEQA、EQB、EQEなど計9282台を販売し、テスラを除くと輸入EV販売台数1位を記録するほど高い人気を得ていた。



ベンツコリア代表は今月7日、国会国土交通委員会の国政監査に証人として出席し、「事故について大変申し訳なく思っている。調査結果が出て状況が明らかになれば、妥当な責任を取る」と謝罪。また「顧客を欺く意図は決してなかった」と強調し、「被害住民を含むあらゆる支援に向け努力を惜しまない」と約束したという。



この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ベンツ車は表面だけベンツで、中身は中国車」「中国産ベンツが韓国で売れると思った?」「韓国では中国車に対する信用がまだまだ低いよ」「お金がなくて買えないのではない。輸入車は信じられない」「ベンツを買ったら『なんで中国車を買ったの?』と言われるようになってしまった」「昔のベンツが良かった」などの声が寄せられている。



また「韓国には世界3位のヒョンデがある!」「なんだかんだでやっぱり日本車が良い」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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