トランプ氏弁護士を捜査=ウクライナ疑惑絡み—米紙報道

10月12日(土)16時37分 時事通信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、ニューヨークの連邦地検がトランプ大統領の側近ジュリアーニ弁護士について、訴追の可否を含め捜査していると報じた。ウクライナ疑惑に絡み、無届けのロビー活動を行った疑いが持たれている。立件されれば同疑惑で下院の弾劾調査が始まっているトランプ氏にとってさらに打撃となるのは必至だ。
 捜査対象となったのは、政権が今年5月に突如解任したヨバノビッチ前駐ウクライナ米大使に関するジュリアーニ氏の活動。同氏は前大使に不満を抱いていたウクライナのルツェンコ前検事総長とともに解任を画策し、米政府内に働き掛けたとされる。
 米連邦法は、外国政府の意を受けた全てのロビー活動の届け出を義務付けており、これに違反した疑いがある。一方、ジュリアーニ氏は「ルツェンコ氏でなくトランプ氏の代理人として活動している」と述べ、違法性を否定しているという。
 ヨバノビッチ氏は経験豊富な外交官として知られ、ウクライナの腐敗に厳しい姿勢で臨み、ルツェンコ氏と対立。民主党のバイデン前副大統領に打撃を与える情報を得ようとするジュリアーニ氏の調査にも非協力的だったとされる。
 ヨバノビッチ氏は11日、下院委員会で非公開の証言に立ち、「いかがわしい動機を持つ人々の虚偽の主張に基づいて大使を交代させた」と政権を非難。上司から聞いた話として、解任がトランプ氏の意向だったことも明らかにした。
 ジュリアーニ氏をめぐっては、連邦地検が10日、同氏のウクライナの仕事に協力していた米実業家2人を選挙資金法違反の罪で起訴している。 

[時事通信社]

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