中国より圧倒的に事故が少ない日本の建設現場、一体どんな秘訣があるのか=中国メディア

10月31日(木)8時12分 サーチナ

中国メディアは、日本の建設現場は事故が少ないと紹介する記事を掲載した。現場の安全管理にどんな「秘訣」があるのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 建築現場における事故の発生を完全になくすのは難しいことだが、それでも日本では作業員の安全に気が配られており、事故発生率が中国と比べるとかなり低いようだ。中国メディアの今日頭条は21日、日本の建設現場は事故が少ないと紹介する記事を掲載した。現場の安全管理にどんな「秘訣」があるのだろうか。

 記事は、その秘訣の1つとして作業員に「3つの心」があると分析。それは「恐怖心、羞恥心、良心」の3つだ。もしきちんとできなければ、「罰を受けるという恐怖、恥ずかしさ、そしてプロとして心が痛む」ので各自が責任感を持って安全に注意するのだという。これは、責任を押し付けあう「中国式管理」とは違うと感心している。

 別の秘訣として記事は、「安全管理のシステム」が整っていることを挙げた。日本の現場では、「朝礼」という習慣があり、全員でその日の主な作業を確認し、危険な作業は事前に理解し問題点を解決しておくと紹介。設備や道具、現場の安全性も確保しておき、事故を未然に防ぎ、事故が起きても迅速な対応ができるようにしているほか、作業後の報告も徹底していることを紹介し、いかに日本の建設現場が安全を意識しているかを伝えている。

 中国の現場でも、安全第一というスローガンはあるものの、作業員の安全がきちんと確保されているとはお世辞にも言えないのが現状だ。この記事に対して、中国のネットユーザーからは中国の建築現場も日本に見習うべきとの意見が多く寄せられたが、日本と中国とでは「社会が違う」と指摘する意見もあった。日本は作業員を中心に考えているので作業員は幸せだが、中国の安全管理は実際に働く作業員の目線でなく、管理職目線なのが欠点だそうだ。また、建築会社の競争が激しいので安価で仕事を請け負い、結果として作業員の安全性までは手が回らないという意見も見られた。

 中国の大都市の高層ビルやマンション群も、建築現場で働く作業員がいなければ成立しないものであり、社会の発展に大きく貢献している人たちと言えるだろう。こうした現場で働く人たちの安全を守るために、中国には日本から多くを学んでもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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