「奇襲的な打撃で敵を焦土化」北朝鮮、超大型ロケット砲を試射

2019年11月1日(金)16時38分 デイリーNKジャパン


北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、同国の国防科学院が10月31日に行われた「超大型ロケット砲」の試射に成功したと報じた。


韓国軍合同参謀本部は先月31日、北朝鮮が同日午後、平安南道(ピョンアンナムド)付近から朝鮮半島東側の海上に向け、飛翔体を2発を発射したと発表した。試射はこれを指すと見られる。超大型ロケット砲の試射は8月24日、9月11日に続いて2回目となる。金正恩党委員長の視察はなかったもよう。


同通信は「超大型ロケット砲の連続射撃システムの安全性を検証することに目的を置いて試験射撃を行った」としている。


金正恩氏は、国防科学院の軍事技術的評価の報告を受けて満足の意を表し、開発に携わる科学者たちに祝賀を送ったという。


同通信は、「超大型ロケット砲兵器システムの奇襲的な打撃で敵の集団目標や指定された目標区域を超強力に焦土化できるようになった」と報じた。


デイリーNKジャパン

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