ますます多くの日本企業が「輸入博の熱心なファン」に—中国メディア

11月8日(金)14時40分 Record China

昨年は中国と日本が「平和友好条約」を締結して40周年にあたり、第1回中国国際輸入博覧会では日本が最も注目を集めるスター的存在になり、派遣された企業数最多の出展企業団は、設置された7分野・9つの展示ホールをすべてカバーした。

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昨年は中国と日本が「平和友好条約」を締結して40周年にあたり、第1回中国国際輸入博覧会では日本が最も注目を集めるスター的存在になり、派遣された企業数最多の出展企業団は、設置された7分野・9つの展示ホールをすべてカバーした。文匯報が伝えた。

今年は新中国成立70周年を迎え、日本は令和時代に突入し、新時代の要求に合致する日中関係を構築し、高い品質の互恵・ウィンウィンを実現するため、第2回中国国際輸入博覧会でも日本企業の出展企業数が最多となり、展示面積は米国に次ぐ2位だった。

日本貿易振興機構(ジェトロ)は中国政府と日本企業とを結ぶ架け橋として、双方向の貿易投資の拡大を強化するよう努め、輸入博の誘致活動で重要な役割を果たしてきた。2年続けて輸入博の企画に参加したジェトロ・上海事務所の小栗道明所長が、このほど取材に答えた。

「輸入博がなければ、中国西部の都市のスーパーに日本米が並ぶなんて想像もできなかった」

小栗所長は、「昨年は両国の首相が相互訪問を成功させ、経済貿易協力の規模が拡大を続け、第1回輸入博ではジェトロが積極的に誘致を行い、大きな成果を上げ、会場での成約額は60億ドル近くに達した。今年6月には、習近平国家主席が大阪で開催された主要20カ国・地域首脳会合(G20サミット)に出席した。日本企業は現在の日中関係改善発展の良好な局面を貴重なものとし、中国市場の潜在力を高く評価し、第2回輸入博に積極的に参加して、双方の共同の利益を大きくし、高い品質の互恵・ウィンウィンを実現することを期待している」と述べ、日本ビジネス界の中国市場に対する態度、輸入博に対する態度を率直に語った。

小栗所長によると、「現在のグローバル経済は成長の原動力が不足し、中国が開放型の世界経済を建設し、人類の運命共同体を構築するための実際の行動を推進していることは、世界に開放ウィンウィンの優れた処方箋を提供するものであり、輸入博の巨大な磁場効果が日本企業を深く引きつけて中国市場をじっくり耕すようにさせ、新時代の日中関係の発展に新たな原動力をもたらした」という。

今年8月、甘粛省張掖市のスーパーで、小栗所長は第1回輸入博に出展された北海道産と京都産の日本米が棚に並んでいるのを見て大いに喜んだ。「輸入博がなければ、中国西部の都市のスーパーに日本米が流通するなんて想像もできなかった。日本米は値段は高いが口当たりが良く、ますます高い品質の生活を追求するようになった中国国民の市場ニーズにも十分に応えている」という。

今年のジェトロの誘致活動では、食品・農産品分野の企業が3分の2に達した。日本の優位産業は農林水産業で、18年に中国に輸出した農林水産物・食品の輸出額は1338億円に達し、前年比32.8%増加し、中国は米国を抜いて日本の農産品の2番目の輸出先になった。

このうちアルコール飲料類の伸びが最も著しく、日本酒の対中輸出額は18年は35億9000万元に達して、同35%増加した。

「輸入博の人気商品」という立派な看板を掲げた醤油味アイス

昨年の輸入博で日本企業が打ち出した「人気のおやつ・醤油味アイス」が飛ぶように売れていた。この企業は元来は醤油の醸造元だったが、輸入博で大好評を博したことから、ビジネスが大きく発展し、醤油味アイスは「輸入博の人気商品」という立派な看板を掲げ、中国国内でも醤油味アイスを扱う店がすぐに登場した。

ここからわかるのは、輸入博というプラットフォームは、貿易の商談をする最良の場所であるだけでなく、ブランドを宣伝する最良の場所でもあるということだ。

オムロンも同じように輸入博から利益を得た。昨年は医療機器・医薬保健と先端設備の2つの展示ブロックに出展した。中国人にとって、オムロンは医療機器を製造する会社に過ぎなかったが、輸入博で卓球ロボット「フォルフェウス」を華々しくお披露目し、そのことがメディアによって広く伝えられると、「ロボットも作っていたなんて」と人々を驚かせ、企業イメージが大幅に向上し、貿易取引量もそれにともなって増加した。こうしてオムロンは「輸入博の熱心なファン」になっていった。

小栗所長は、「第1回輸入博は企業のイメージアップやブランドの認知度向上で優れた役割を果たしたことから、今年2月19日に東京で第2回輸入博のプロモーションイベントを行うと、その1カ月後に、ジェトロには企業282社からの輸入博参加申し込みが寄せられた」と説明した。

第1回輸入博に出展した日本企業は、「輸入博は世界で初めて輸入をテーマにした国家級博覧会で、『世界から買い、世界へ売る』プラットフォームであり、レベルは高く、カバー範囲が広く、普通の専門的展示会では比較にならない」などと口々に称賛した。こうした企業は出展資格を得たことを光栄に思い、「五輪参加資格を得たハイレベルのスポーツ選手になったような気がする」としている。輸入博に出展しなかった企業は同業他社のこうした評価を耳にして、第2回輸入博では争うように申し込みをした。

ジェトロは主に中小企業の誘致と企画を担当し、中小企業の出展申し込み手続きなどをサポートした。大企業の多くは第1回に出展して手続きをよく理解したため、第2回は自ら申し込みをする方法を選び、ジェトロのプラットフォームは利用しなかったという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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