長すぎる中国ドラマ、「限長令」が現実味、待機作品は「シーズン制」へ?

11月10日(日)19時0分 Record China

話数が長すぎる中国ドラマに対する制限が「限長令」の名前で少しずつ現実味を帯び始めており、すでに大手動画配信サイトでは版権取得に当たって、40話以下で構成された作品を中心にしていると台湾メディアが報じている。

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話数が長すぎる中国ドラマに対する制限が「限長令」の名前で少しずつ現実味を帯び始めており、すでに大手動画配信サイトでは版権取得に当たって、40話以下で構成された作品を中心にしていると台湾メディアが報じている。

日本でも好評放送中の時代劇ドラマ「如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」は全87話と、特にここ5年以内に制作されたドラマでは、話数がどんどん伸びる水増し傾向が顕著になっていた。その裏には、コンテンツへの投資熱が高まったことや、膨れ上がる広告収入の数字といった理由があるのだが、ネット配信で視聴する若者の間で倍速再生が当たり前になるなど、その長さが話題を提供してきた。

そうした中、今年9月には「最大40話」とする制限に向けて、中国国家広播電視総局が動いているとの情報が浮上。すでに主だった制作会社が同局からの「意見」を受け取っていると報じられ、最近では「限長令」の名前で一気に現実味を帯びてきた。動画配信の3大巨頭、優酷(YOUKU)、愛奇芸(iQIYI)、騰訊(テンセント)もすでに、版権取得に当たって40話以下の作品に絞る動きを見せているという。

そうした中で最も注目されるのが、すでに完成しているものの放送許可を待っている状態の大型投資作品の数々だ。チャン・ツィイー(章子怡)がドラマ界に降臨したと話題の「帝凰業」(80話)をはじめ、タン・ウェイ(湯唯)主演の「大明風華」(62話)、人気ドラマ「永遠の桃花〜三生三世」の続編「三生三世枕上書」(60話)など、いずれも50話超えのボリュームで、人気スターを起用した話題作ばかり。「限長令」が施行されると、いずれも放送基準から外れてしまうことになる。

そのため、余剰シーンの削除といった方法での話数短縮で対処しきれない場合、「上・中・下」と区切るか、あるいは欧米ドラマに多い「シーズン制」として編集し直すなど、制作側がどのような手法を用いるのかも今後の注目点となっている。(Mathilda)

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