<卓球>中国の主力3選手がWTTファイナルズ福岡を欠場、中国ネットで不満噴出
2024年11月14日(木)11時0分 Record China
卓球の中国3選手が今月20日に開幕するWTTファイナルズ福岡2024を欠場することが発表された。
WTTの13日の発表によると、欠場するのは男子世界ランキング3位の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)、同8位の馬龍(マー・ロン)(36)、女子世界ランキング4位の陳夢(チェン・モン)(30)の3選手。なお、欠場の詳しい理由は伝えられていない。
代わりに男子は同17位のドイツのドゥダ(30)、同27位のスウェーデンのシェルベリ(27)、女子は同17位のルーマニアのベルナデッテ・スッチ(29)が出場する。
中国のネットユーザーからは「なぜ樊振東を出場させないのか、説明してくれ」「いつになったら樊振東を起用するんだ」「32強ニキ(王楚欽(ワン・チューチン)(24)。32強止まりの大会が続いていることから)では優勝のチャンスはない」「グランドスラム達成で樊振東の中国代表チームでの待遇が良くなると思ったがさらに冷遇されるとは」「樊振東は37歳ではなく27歳だ。ピークにある選手を数カ月起用しないのはなぜ?」など樊の欠場への不満の声が噴出している。
また、「陳夢はパリ五輪で連覇を達成してから国際大会でbanされる(出場を禁止される)のは6回目だ」「(中国の)主力の中でなぜ孫穎莎(スン・インシャー)(24)だけが酷使されるのか。彼女をダブルスでも出場させる意義はどこにある?」「馬龍を出場させないのはなぜか」「実力はまだ十分なのに後進のために無理やり道を空けさせるのか?」といったコメントも寄せられている。
WTTファイナルズ福岡2024には、日本から男子シングルスに張本智和(21)が、女子シングルスに早田ひな(24)、張本美和(16)、伊藤美誠(24)、平野美宇(24)、大藤沙月(20)が、男子ダブルスに戸上隼輔(23)と篠塚大登(20)が、女子ダブルスに大藤、横井咲桜(20)、長﨑美柚(22)、木原美悠(20)、佐藤瞳(26)、橋本帆乃香(26)が出場する予定。(翻訳・編集/北田)