防犯用拳銃の罠に仕掛けた本人が被弾、死亡する(米)

12月4日(水)5時50分 Techinsight

拳銃を使った罠を仕掛けた60代男性が命を落とす(画像は『The Independent 2019年12月1日付「Man shot dead by his own booby trap on Thanksgiving」(Van Buren Police Department)』のスクリーンショット)

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強盗に入られまいと自宅に拳銃を使った罠を仕掛けた男性が、自身がその罠に掛かり命を落としてしまった。『The Independent』『The Sun』などが伝えている。

米メイン州アロストーク郡バン・ビューレンで先月28日の夕方頃、警察へ「銃弾を受けた」と男性から通報があり、バン・ビューレン警察署の警察官が通報者のもとへ救急隊とともに駆けつけた。しかし銃弾を受けて重傷を負っていた男性は、救急隊の救助の甲斐も無く亡くなってしまった。

警察は住居内を確認するため中へ入ろうとしたが、正面玄関に小型の拳銃が設置されていることに気づき、爆弾処理班を呼ぶこととなった。爆弾処理班によって早朝まで調査が行われ、正面玄関以外の場所にも同様の仕掛けらしきものが発見されたという。

警察の調べで、この家の住人で今回銃弾を受けて亡くなったロナルド・シールさん(Ronald Cyr、65)が、この危険な罠を仕掛けた本人だということが判明した。

ロナルドさんは正面玄関のドアを開けると拳銃が発砲されるように罠を仕掛けていたのだが、自らその犠牲となってしまった。『The Sun』によると、彼はかつて強盗に入られたことがあり、周囲に「完璧な罠を仕掛けて何も盗まれないようにしたい」と話していたそうだ。

ロナルドさんが亡くなったことを知った近隣住民からは、「彼は偉大な人。常に誰かの助けに駆けつけるような人でした」「彼とその家族には心から感謝している。これは本当に悲劇的な事故だ」「ラジオを聞いて知ったよ。本当に悲しい」とあり、ロナルドさんが人望の厚い人だったことがうかがえる。

メイン州の法律では、不法侵入者に対して致命傷を与えるような防犯用の罠を仕掛けることに対して許可する場合もあるというが、アメリカのほとんどの州では負傷したり死亡する可能性のある防犯設備、目につかないように隠された罠は違法としている。

実際にイリノイ州では昨年、納屋のドアに防犯のため散弾銃を使った罠を仕掛けて盗みに入った男が死亡している。これにより罠を仕掛けた納屋の持ち主であるウイリアム・ワズマンド(William Wasmund、48)が第1級殺人罪で有罪判決を下されていた。

画像は『The Independent 2019年12月1日付「Man shot dead by his own booby trap on Thanksgiving」(Van Buren Police Department)』のスクリーンショット

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