イスラム諸国でデモ相次ぐ=トランプ氏に反発

12月8日(金)22時51分 時事通信

 【カイロ、クアラルンプール時事】トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言したことに反発する抗議デモが8日、イスラム諸国で相次いだ。トランプ氏の肖像を焼いたり、踏みつけたりするデモ隊の姿は中東のみならず、東南アジアのマレーシアやインドネシア、南アジアのパキスタン、アフガニスタンなどにも広がった。
 マレーシアの首都クアラルンプールでは、数千人規模とみられるデモが行われ、参加者たちは「イスラムに自由を」「イスラムのために団結」と声を上げた。
 トランプ氏が写った印刷物を踏みつける姿も見られ、NGO活動に携わるスクマ・アブドゥル・マナフさん(40)は「トランプは間違っている。他国民のことに口出しする権利はない」と非難した。
 イスラエルを敵視するイランでは、精鋭部隊「革命防衛隊」が全土で反米集会を呼び掛け、テヘランなど各地でトランプ氏を描いたポスターなどが燃やされた。
 エジプトのカイロでは、イスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルのモスク(イスラム礼拝所)で金曜礼拝を終えた信徒が「エルサレムを守るため、命を惜しまない」などと気勢を上げた。
 このほか、トルコ、イラク、シリア、アルジェリア、チュニジアでも抗議が拡大。イスラエルと1994年に平和条約を結んだヨルダンでは、デモ隊が「イスラエルとの関係断絶を」と訴えた。 

[時事通信社]

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