息子の遺灰が窃盗被害に SNSの呼びかけで無事に両親のもとへ(英)

12月27日(水)21時51分 Techinsight

息子の遺灰を盗まれた両親は…(画像は『Mirror 2017年12月24日付「“It’s a massive Christmas present”: Mum amazed as stolen ashes of her baby son are returned to her」(Image: dailyrecord.co.uk)』のスクリーンショット)

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クリスマス前は特に空き巣被害が多発するイギリス。息子の遺灰が入った箱を盗まれたあるカップルがソーシャルメディアを通して訴えたところ、無事に取り戻すことができ「最高のクリスマスプレゼントになった」と喜びを口にした。英メディア『Mirror』『BBC News』などが伝えている。

ダービーのアルバストンに暮らすトム・ベントリーさんとローラン・パウエルさんは12月22日の夜、空き巣被害に遭い、カップルにとって大切な亡き息子の遺灰を盗まれるという悲劇に見舞われた。

ロイヤル・ダービー病院に看護師として勤務するローランさんは、今年の9月にトムさんとの間に授かったトーマス君を死産で亡くした。カップルは我が子の遺灰を小さな白い箱に入れ、「我が息子トーマス・ベントリーの火葬された遺灰」と記したラベルを貼り付けて、テディベアの横に並べてあった。

22日、ローランさんが帰宅すると窓から空き巣に入られたことに気付いた。現金や婚約指輪、宝石などの他、トーマス君の遺灰が入った箱も盗まれたことを知り、窃盗犯に強い怒りを覚えた。

「息子の遺灰が収められた箱は、小さいのですが結構重かったのです。犯人は金目のものが入っていると思い込んで盗んだのでしょう。息子を亡くしてまだ日が浅いのにこんな目に遭うなんて…。遺灰を盗まれたというだけでなく、再び息子を失ったという気持ちになりました。息子の遺灰が私たちにとってどれほど大切なものか。盗んだ人は良心を見せてほしい。婚約指輪も盗まれてしまったけれど、息子の遺灰に比べたら大したことではありません。」

クリスマス直前ということもあって、クリスマスの買い物に出かけていたローランさん宅を狙った空き巣犯に、ソーシャルメディアを通して「お願いだから返してほしい」とローランさんは訴えた。すると投稿はたちまち拡散し、奇跡が起こった。ある女性が路上で見つけたことがきっかけとなり、ローランさんとトムさんは再び息子の遺灰を取り戻すことができたのである。

「とても驚きました。Facebookに連絡してきた女性は、停めてあった車の近くで遺灰を見つけたのです。彼女はニュースでこの件を知っていたので私に知らせてくれて、葬儀会社のスタッフが息子の遺灰を丁寧に集めて花束と一緒に自宅に持ってきてくれました。全ての遺灰を取り戻すことはできませんでしたが、一部だけでも戻ったことは私たちにとってとても意味があることです。私たちはかけがえのない息子の遺灰を取り戻すことができた喜びに涙を流しながらハグし合いました。見つかるとは思っていなかったので、何よりも嬉しいクリスマスプレゼントになりました。」

ローランさんとトムさんは、愛する息子を失ってからの日々は辛いものだったが今は前向きに生きて行こうと話している。また遺灰の発見に協力してくれた全ての人々に深い感謝を述べた。

ダービシャー警察では、犯人への捜査は今も続行中であり「どんな情報でも提供してほしい」と呼びかけている。このニュースを知った人からは「遺灰を盗む奴ってどれだけ最低なんだ。吐き気がする」「他人がその行為でどれほど悲しむかを全く考えられない最低な奴。でも見つかって本当に良かった」「このカップルが少しでも穏やかなクリスマスを過ごせたらいいな」「早く犯人逮捕されますように」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2017年12月24日付「“It’s a massive Christmas present”: Mum amazed as stolen ashes of her baby son are returned to her」(Image: dailyrecord.co.uk)』のスクリーンショット

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