NEC×東レエンジニアリング、「Obbligato×生成AI」の実証結果を報告
2025年1月14日(火)7時0分 マイナビニュース
NECと東レエンジニアリングは、2024年8月から11月の期間にかけて、設計業務の効率化と技術伝承を目指し、NECが開発した「Obbligato」と生成AIを使った検証プロジェクトを実施した。本稿では、その取り組みの概要と見えてきた課題や効果を紹介していく。
Obbligato×生成AIの取り組み
今回のプロジェクトの主軸となったObbligatoは、開発プロセス改革に取り組む日本の顧客の声を継続的に製品強化に反映しながら、30年以上にわたって販売・サポートしているPLM(製品の企画や設計から生産、販売、廃棄に至るまでのライフサイクル全体を統合的に管理する仕組み)ソリューション。
企画〜設計〜生産〜保守に至る製品ライフサイクル全般にわたり、ものづくりの基準情報であるBOM(Bill Of Materials)とBOP(Bill of Process)を核に、多種多様な技術情報を連鎖・集約・共有し、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンをつないで、変動対応力・競争力を強化することができるという特徴を持つ。
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